ランドリーショップ

こっちでは洗濯機がすべての家にあるわけではないのと、うちのアパートみたいにベランダや洗濯パンがないアパートや家が多いので、洗濯ものはランドリーショップへ出す人が多いようだ。もちろん貧しい家では自分で洗って干しているので出してない人も多いだろう。
私たちも洗濯板を持ってきた。しかも旦那は手荷物に入れてきていたようだ。
私は一人暮らしを始めた22歳時、電化製品はおろか電話すら持っていなかった。洗濯も毎日風呂場でやっていた。だから何がなくても暮らしていけるのだ。世界では洗濯機を使っていない人のほうが断然多いんだし、中国・北朝鮮国境へ行ったときも、向こう岸で北朝鮮のおばちゃんたちが洗濯板とたらいで一生懸命洗濯をしていたのが印象的だった。

私たちは一昨日までのホテル滞在時も自分で洗って室内に干していた。が、シャワー室くらいでしか干す所がなかったので乾くのが追い付かず、最後の方でホテルのランドリーサービスに出した。単品料金になっていて、1.5か2キロ程出しただけで800円くらいになった。

今のアパートでも下着や靴下やTシャツ、タオルなど洗えるものもあるが、デニムや長パンツなどはベランダなんかがないと乾かない。それでランドリーショップを近所で探すことにした。教会へ行く道々にもたくさんあるのだが、家の周辺で大体このあたりにあるだろうと思う所を探してみたら、すぐ良さそうな店が見つかった。
最低3キロの依頼で、1キロ当たり25ペソ(約50円)という低料金だった。うちは安いよと店の人も言っていた。ここも人が良さそうだった。明日できてるからというので、適当に取りにいこうと思う。洗濯ものは私のというより旦那のがほとんどで、男は何であんなに洗濯ものが多いのか前からすごい不思議だ。

このランドリーショップのある通りは、(こっちで平均的位の?)庶民の住宅&商店がたくさん並んでいて、人がいっぱいいる。若い子たちがたくさん遊んでいた。何か懐かしい感じだ。また、セブはどこでも80年代音楽がかかっていて音楽自体も懐かしい。ここではアップタウンガールがかかっていた。
帰って旦那とyoutube80年代大会をしてみた。(youtubeは割とスムーズに再生できた)とりあえず他に方法がないのでプリベイドWi-Fiで繋いでいる(有害承知ですが)。