アムネスティ・インターナショナル、イスラエルの「緩衝地帯」に対する戦争犯罪調査を要求


ナチュラルニュース】2024年9月6日 ニュース編集部

 https://www.naturalnews.com/2024-09-06-amnesty-international-calls-for-war-crimes-probe.html

9月6日(木曜日)、アムネスティ・インターナショナルは、イスラエルがガザに「緩衝地帯」を作ったことは、その地域のすべての建物と農地の「無謀な破壊」に関与しているので、戦争犯罪として調査されるべきであると述べた。


イスラエル軍はブルドーザーと手動式爆薬を使い、農地と民間建物を不法に破壊し、住宅、学校、モスクなど近隣全体を破壊した」とアムネスティは述べた。


2023年10月から2024年5月にかけて、イスラエル軍兵士がソーシャルメディアに投稿した衛星画像や動画を分析することで、アムネスティ・インターナショナルの危機証拠ラボは、ガザ東部境界線に沿って新たに整地された土地を特定した。

 

いくつかの動画では、建物が取り壊されるのを背景に、イスラエル兵が写真撮影に応じたり、祝杯をあげたりしている。

 

アムネスティはまた、この破壊は集団懲罰の戦争犯罪として調査されるべきだと述べた。

 

武装集団の行動に対する報復として、組織的に民間物を破壊することは、集団的懲罰に該当する可能性があり、戦争犯罪として調査されるべきである」と同団体は述べた。

 

イスラエルの「緩衝地帯」は、ガザとイスラエルとの国境に沿って広がっており、包囲されたガザの領土の16%を占めている。

 

イスラエル軍は、ガザ北部とそれ以外の地域を隔てるネツァリム回廊でも同様の破壊作戦を展開している。この2つの地域を合わせると、ガザ地区の約26%を占める。

 

イスラエルの閣僚や議員の多くは、ガザ地区へのユダヤ人入植地の再確立を求めている。

 

かつて入植地はネツァリム回廊にあり、現在トルコ病院が建っている場所もそのひとつであった。