英マンチェスター空港、停電で「広範な混乱」に直面

Global tourism to reach pre-pandemic levels in 2024: UN tourism agency

2024年、世界の観光客はパンデミック以前の水準に達する: 国連観光局出典 Pixabay
【Insider Paper】AFP時事2024年6月23日 6時45分

https://insiderpaper.com/uks-manchester-airport-faces-widespread-disruption-after-power-cut/

英国で3番目に利用者の多いマンチェスター空港で、大規模な停電が発生し、「相当数の」フライトが遅延またはキャンセルされたと、空港運営会社が発表した。

 

ロンドン・スタンステッド空港とイースト・ミッドランズ空港を運営するマンチェスター・エアポーツ・グループは、マンチェスター空港が「今朝方、大規模な停電の影響を受けた」と述べた。

 

「これは広範囲に混乱を引き起こした」と同グループはソーシャルメディアで述べた。

 

現在、イングランド北部の国際空港の電力は回復しているが、フライトがキャンセルされているため、ターミナル1と2から旅行する予定の乗客は、「追って通知があるまで空港に来ないように」と言われた。

 

ターミナル3の利用客は通常通り空港に来るように言われたが、「遅延の影響を受ける可能性がある」と警告された。

 

ある乗客は「どのカルーセルにも荷物が投げ込まれていた」と言い、また別の乗客は「飛行機の中で立ち往生していた」と言った。

 

ターミナル・ワンからフライトを運航している航空会社イージージェットは、保安検査に「非常に長い列」ができ、手荷物を預けることができないため、乗客は機内持ち込み手荷物でしかフライトに搭乗できないと警告した。

 

英国の旅行業界はここ数年、技術的な問題や鉄道・航空旅客に影響を与える労働争議など、一連の混乱に見舞われている。

 

先月は、入国審査のEゲートが全国的に機能停止し、何千人もの乗客に長時間の遅れが生じた。

 

昨年8月には、技術的な障害により、過去約10年間で最悪の航空管制の混乱に直面した。