米国の消費者は限界点に達している


【Natural News】2024年3月28日  ニュース編集部 

https://www.naturalnews.com/2024-03-28-us-consumers-have-reached-breaking-point.html

(TheEconomicCollapseBlog.comより転載)

ここ数年、生活費は給与の上昇を大幅に上回っている。 その結果、米国の消費者は限界点に達している。

 

延滞率は急上昇し、破産件数は非常に危険なレベルまで上昇している。 私は、この息苦しい経済環境の中で生き残るために奮闘している多くの人々から話を聞いてきた。

 

基本的な生活費を支払うだけでも難しくなってきており、多くのアメリカ人は最近、ほとんど、あるいはまったく自由裁量権を持たなくなっている。

 

このことが経済に大きな影響を及ぼしている証拠というなら、1,000のドルショップが閉鎖されるという事実を考えてみればいい。

 

もし米国の消費者が好調であれば、このようなことは起こらないだろう。

10年代に入ってから私たちが目の当たりにしてきた経済の変化は、壮絶としか言いようがない。

 

ジローによると、現在住宅を購入するアメリカ人の平均的な住宅ローン月額は、2020年1月の2倍近くになっているという。

 

不動産会社ジローの報告によると、2020年1月以降、一般的な米国住宅の毎月の住宅ローン支払額はほぼ倍増している。わずか4年で96%も上昇しているのだ。


ジローによると、典型的な購入者は頭金10%で、月々2,200ドル近くを支払うことになる。つまり、かつてアメリカで「手の届く」住宅費と考えられていた、中央値収入の30%をはるかに上回る住宅購入費がかかるようになったのだ。

 

また、30年固定金利の住宅ローンは現在7%前後で推移しており、このトンネルの先に光は見えない。

 

住宅購入者が4年前と比べて2倍の住宅ローンを支払わなければならないとすれば、他のことに使えるお金はかなり少なくなる。

 

これが、多くの若者が今すぐ住宅を購入できない主な理由である。

 

現時点では、「米国の住宅の中央値を購入する」ためには、年収約10万6000ドルが必要なのだ...。

 

パンデミック時の住宅購入需要の急増と流動性、そして住宅ローン金利の倍増を経て、現在、住宅購入者が米国の住宅中央値を購入するためには、106,000ドルの収入が必要となっている。

 

2020年当時は、月々の住宅ローン返済額の中央値に必要な給与はわずか59,000ドルだった。

もちろん、極端に手が届かなくなったのは住宅だけではない。

私が覚えている限り、初めてハンバーガーの値段が国民的な大問題になった......。


ファーストフード店でハンバーガーとポテトと飲み物に20ドル以上払うなんて考えられない。

 

しかし、これが2024年のアメリカの生活なのだ。

 

指導者たちはインフレの悪夢を作り出した。

バイデン政権はインフレ率は低いと主張し続けているが、それは嘘だ。

失業率が低いというのも嘘だ。

 

チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマス社が記録をつけ始めて以来、最悪の解雇者数を2月に記録したばかりなのに、そんなことがあり得るだろうか?