ハイチで起きていることはここでも起きる

【Natural News】2024年3月28日  ニュース編集部

https://www.naturalnews.com/2024-03-28-whats-happening-haiti-will-come-here-too.html
(TheEconomicCollapseBlog.comより転載)

ハイチを混乱に陥れたような内乱の横行は、米国や他の裕福な西側諸国でも起こるだろう。 現時点では、時間の問題だ。

 

ここアメリカでは、すでにいる何百万人、何千万人という極度に絶望的な人々の上に、さらに何百万人、何千万人という極度に絶望的な人々が加わっている。

 

ニューヨークやシカゴのような大都市の政治家たちは、これ以上移民を受け入れることはできないと公然と認めている。

 

私たちは極めて爆発的な環境を作り出しており、2024年以降にやってくる圧力は、事態を崖っぷちに追い込む可能性がある。

 

何が起こるか知りたければ、今ハイチで起きていることを見ればいい。 長年にわたる悲惨な政策の結果、国全体がカオス状態に陥っている...。

 

ハイチ共和国は、21世紀に入ってからずっと破綻国家への道を歩んできたが、ここ数週間で、崩壊は一気にエスカレートした。

 

2021年にジョベネル・モイーズ大統領が暗殺された後、アリエル・アンリ首相兼大統領代行は、首都ポルトープランスを大混乱に陥れるギャングの暴力を制御することができなかった。

 

現在、ギャングは街の80%を支配しているため、ヘンリーは2月にガイアナを訪れ、1,000人のケニア人警察官によるポルトープランスのパトロールを許可する条約に署名した。

 

しかし、ギャングが空港を閉鎖し、数千人を刑務所から釈放した後、ヘンリーは亡命からの辞任を発表せざるを得なくなった。

 

ハイチがどれほど悪夢のような状況に陥っているかを誇張するのは難しいだろう。

 

あるイギリスのニュースソースは、現在の状況を 「マッドマックスの黙示録的世界」に例えている。

 

不在のアリエル・ヘンリー首相が先週辞任に同意したにもかかわらず、ギャングのリーダーたちはまだ争っている。

 

ハイチ国民は選挙が実施される前に暫定統治評議会が発足するのを待っており、週末にはギャングが援助物資を略奪した。

 

ユニセフによると、3月30日(土曜日)に首都ポルトープランスで、「蘇生器や関連機器を含む、妊産婦、新生児、子どもの生存に不可欠なもの」が入ったコンテナがギャングにひったくられた。

 

どうやらバイデン政権は、ハイチを出てここに来たい人たちのために門戸を開くのはいい考えだと判断したようだ。

 

ワシントン・エグザミナー紙によると、これまで国土安全保障省はハイチからの13万人以上の移民をアメリカの数十の都市に移住させる手助けをしてきた。

 

国土安全保障省は、ギャングに襲われたハイチからの13万人以上の不法移民を、未確認のアメリカの数十の都市に誘導したが、どこかは明かさない。


移民問題研究センターが検討した連邦政府の報告書によれば、13万3千人の多くは、バイデン政権が特定しようとしないたった一つの都市に到着した。

 

ワシントンに本部を置くCISは、不法移民をなくすことを支持しているが、多くの移民は飛行機で未確認の都市に向かったという。

 

もちろん、もっと多くの移民が我々の方に向かっている。