電気自動車はガソリン車の1,850倍環境を汚染するという研究結果


【Natural News】2024年3月12日 エバ・グレイス著

 https://www.naturalnews.com/2024-03-12-evs-pollute-environment-more-than-gas-powered-vehicles.html

電気自動車は化石燃料を燃料とする自動車に比べて、少なくとも1,850倍も環境を汚染するという研究結果が発表された。


英国を拠点とする独立系グローバル・エミッション・テスト・リサーチ会社、エミッション・アナリティックスの2022年の調査によると、EVは1000マイル走行する間に、EVのタイヤを食い破る重い重量のために、ガスエンジン車よりも1850倍多くの汚染物質を環境に放出することがわかった。

 

排出ガスというと、自動車が排気ガスから吐き出す煙やその他の汚染物質だけを思い浮かべる人が多いだろう。

 

しかし、タイヤの摩耗も汚染物質の排出に大きな役割を果たしている。タイヤの製造に使われる合成ゴムには、大気中に放出される化学物質が含まれており、EVは巨大なリチウム電池を搭載しているため、従来の自動車よりもかなり重い。

 

全体として、EVの重量はガソリン車より約30%重く、製造・購入コストは数千ドルも高い。こうした問題に加え、EVはカナダやアメリカ北部のような寒冷地には適していない。

 

また、航続距離が短く、特に寒冷地では充電時間が長く、バッテリーの製造には膨大な資源が必要で、リサイクルも難しい。

 

電気自動車の技術的欠陥が非常に明確であるにもかかわらず、今後10年間でガソリン車の新規販売を禁止するか、厳しく制限しようとする地方自治体が世界各地で増えている中で、このような事実が明らかになった。

 

カナダはすでに、2035年までに国内で販売されるすべての新車とトラックを電気自動車にすることを義務付ける計画を立てている。カリフォルニア州も同様に、2035年までに州内で販売されるすべてのガス自動車の新車販売禁止を徹底しようとしている。

 

■■より重い車はより多くのマイクロプラスチックを環境に排出する


ヴァージニア工科大学のヘシャム・ラカ教授は、EVのタイヤは重量が増すため、空気中へのマイクロプラスチックの排出量も増えると指摘する。しかし、これはSUVのような重化石燃料車にも当てはまる。

 

これは、化石燃料車でも電気自動車でも、より大きく重い車は「マイクロプラスチックによる海洋汚染や、より微細な粒子による大気汚染」の大きな要因になると消費者に警告した、2022年のエミッション・アナリティクス社の以前の報告書と一致している。

 

ラカとヴァージニア工科大学の研究チームは、エミッション・アナリティクスの研究結果を確認中である。彼は、EVが大気中に排出するマイクロプラスチックは、ガスエンジン車よりも20%程度多いことが判明すると期待している。

 

しかし、EVのタイヤトレッドから排出されるマイクロプラスチックの量と、ガスエンジン車から排出されるマイクロプラスチックの量の違いを判断するのは非常に難しい。

 

さらにラカは、EVの購入を検討している人は、"EVは充電時に多くの二酸化炭素を発生させる "ことも忘れてはならないと指摘した。

 

EVバッテリーの重量は約1,000ポンドで、タイヤからの排出量はテールパイプからの排出量の約400倍にもなる。

 

EVから排出される粒子状汚染は、心臓病、喘息、肺疾患などの健康問題のリスクを高める可能性もあり、極端な場合には入院、癌、早死にを招くことさえある。