【ブライトバート・ロンドン】2024年2月23日
プラハ(AP通信) - チェコの農家は2月24日(木曜日)、近隣諸国の同僚に会い、欧州連合(EU)の農業政策、官僚主義、そして彼らのビジネスに対する全体的な条件に対する抗議に参加するため、トラクターやその他の車両をいくつかの国境交差点に走らせていた。
農民たちは、化学物質の使用制限や温室効果ガスの排出制限を求めるグリーン・ディールなど、27カ国からなるEUの環境政策が、彼らのビジネスを制限し、EU域外からの輸入品よりも彼らの製品の価格を高くしていることに不満を抱いている。
農民たちはまた、ウクライナやラテンアメリカから輸入される穀物やその他の農産物が市場に悪影響を及ぼしているとして、自分たちの生産物の価格が低いことにも不満を抱いている。
農民たちは、近隣のドイツ、ポーランド、スロバキアからの同僚たちと、いくつかの国境で出会った。中欧からバルト、バルカン半島に至るEU10カ国の農民が抗議行動に参加している、と主催者は述べた。
農民たちは、チェコのマレク・ヴィボルニー農相、スロバキアのリチャード・タカッチ農相、ポーランドとハンガリーの農民代表を招き、数百台のトラクターで封鎖されたホドニン・ホリックと呼ばれるチェコ・スロバキア国境交差点で集会を開いた。
「我々はEUに抗議しているのではなく、欧州委員会の誤った決定に抗議しているのだ」とスロバキア農業食糧会議所のアンドレイ・ガイドス氏は語った。
チョテブズ、チェコ共和国-2月22日:チェコとポーランドの農民が、EUの農業政策に抗議するため、チェコ共和国チョテブズとポーランド国境のチョテブズ・ボグショヴィツェ交差点で、トラクターを持って抗議している(2024年2月22日)
農民会議所と農民組合が主催したこの抗議デモは、EUの政策に不満を持つ農民によるヨーロッパ全体のキャンペーンの一環である。農民は特にグリーン・ディールの条件を懸念しており、海外、特にウクライナやラテンアメリカからの農産物の免税輸入に問題を抱えている。
主要農業団体はプラハでの2月19日(月曜日)の行動から距離を置いた。(写真:Lukas Kabon/Anadolu via Getty Images)