(写真提供:地元住民ジーン・マイヤー)
【THE LIBERTY LOFT】ボブ・アンルー著 2024年1月16日
何百フィートも上空に突き出た風力タービンが、絶滅危惧種を含む鳥類を定期的に切り刻んでいることはすでに知られている。
海上に設置された風力タービンは、クジラを傷つける疑いがある。
また、アメリカ中の地域社会が支持しているように、回転するブレードがドロン音などを通じて発作や頭痛、吐き気などの健康状態を悪化させる可能性も懸念されている。
また、一般的な航空目的で使用される小型航空機のパイロットは、恐らくブレードに関する恐怖体験談を語ることができるだろう。
しかし今、まったく新しい脅威が表面化している。それは、風車塔のひとつが完全に故障し、風車ブレードが地上に落下したときの振動、墜落、炎、煙である。
コロラド州北東部にあるピーツという町では、このような事例が報告されている。
この地震でタービンが倒壊・爆発し、煙と炎が空中に舞い上がり、付近の住民を驚かせた。
人里離れた場所でのこの大惨事による負傷者は報告されていない。火災はピーツとクルックのボランティア消防隊によって処理された。
■地元住民のジーン・マイヤーが火災の様子を撮影した。
報告書によると、所有者であるクリアウェイ・エナジーのために現場を運営するシカゴのインヴエナジー社の作業員が派遣されたことが明らかになった。
また、ピーツの消防署長スティーブン・シューマッハ氏は、この地域でこのような倒壊は初めてであり、車で少し離れたフレミングのタワーも2022年に倒壊したと述べた。
ローガン郡の緊急事態管理者ジェリー・ケースボルト氏は報告書の中で、もしタービンが北の方向に倒れていたら、ネブラスカ州に着陸していたかもしれないとユーモアを交えて語った。
報告書によると、マイヤーさんは、彼女の家族が当初タービンから大きな音がしたのを無視していたことや、タービンが倒れたときに地面が揺れたことを説明した。
倒壊の原因は調査中であるが、天候によるものではないと思われると報告書は述べている。