新たな分析が自然エネルギーのウソを暴き、ソーラーパネルが炭素集約的であることを明らかにする
【Natural News】2023年7月31日 BY: JDハイズ
「グリーン・エネルギー」などというものは、実際には存在しない。
「ツイッター・ファイル」の研究者マイケル・シェレンバーガーの新しい分析は、再生可能エネルギー源に関する嘘を壮大な方法で暴いている。
「ソーラーパネルは二酸化炭素を排出しないと言われるが、排出する。そして今、エンバイロメンタル プログレスが@enricomariuttiの研究をもとに行った大規模な新調査で、中国製のソーラーパネルがIPCCの主張よりも少なくとも3倍の炭素排出を生み出していることが判明した」と、彼のツイッタースレッドは始まる。
さらにシェレンバーガーは、ソーラーパネルの採掘や製造工程がいかにエネルギーを大量に消費するかを証明するいくつかの情報源を示し、さらに電気自動車についても、タイヤが非常に重いため、ガソリン車よりも20%も多くの汚染物質を排出していることを指摘した。
シェレンバーガーが引用した報告書はこう述べている。
しかし、『エンバイロメンタル プログレス』の取材に応じた専門家の大半は、中国の競争優位性は革新的な新技術プロセスにあるのではなく、むしろ、中国が欧米に打ち勝つために常に利用してきたのとまったく同じ要素、すなわち、安価な石炭火力エネルギー、戦略産業への政府からの大量の補助金、劣悪な労働環境で働く人間の労働力にある、という意見で一致している。
基本的な推論によれば、製造業のシフトが太陽光発電の炭素集約度を高めたに違いない。
しかし、エンバイロメンタル プログレスが明らかにしたように、炭素計測の世界では、どれくらいの割合で炭素が増加しているのか誰も調査していない。
モデル作成者たちは、あたかもソーラーパネルがまだほとんど欧米で製造されているかのようにソーラー製造の炭素排出量を推定し、炭素強度を著しく過小評価している。
ソーラーパネル、風力タービン、バッテリー、電気自動車は、コンクリート、プラスチック、鋼鉄、チタン、銅、銀、コバルト、リチウム、その他多くの鉱物を含む様々な材料から構成される技術装置である、と報告書は付け加えた。
数年前、『ネイチャー・ジオサイエンス』誌に掲載された論評では、世界の一次エネルギー生産量のわずか7分の1(25,000TWh)を再生可能エネルギーに転換するためには、コンクリート(年間100億トン強からほぼ35トンへ)、鉄鋼(20億トン弱から100トン強へ)、ガラス、アルミニウム、銅の生産量の大幅な増加が必要になると推定されている。
この試算は、世界のエネルギー需要の15%未満を再生可能エネルギーに転換することを前提としている。
「それだけでなく、技術的な側面も考慮しなければならない。一例を挙げれば、銅鉱床に含まれる銅の濃度は平均して約0.6%である。つまり、1トンの金属を取り出すには、150トン以上の岩石を砕かなければならない。
南アフリカの大規模な金鉱山では、1日に5~6,000トンの岩石を粉砕し、年間20トン弱の貴金属を抽出しています」と続けた。
しかし、それだけでは不十分である。
報告書は、アルミニウムがどのように生産されるかを考えてみるべきだと述べている。アルミニウム1トンを生産するのに約3万キロワット時(熱エネルギーと電気エネルギーの組み合わせ)が消費される。
同様に、鉄鋼の生産もエネルギー集約型であり、鉄鋼1トンに必要なエネルギーは800~5,000kWhに相当する。
「つまり、年間25,000TWhの再生可能エネルギーを生み出すのに十分なパネルや風力タービンを建設するのに必要な鉄鋼を生産するだけで、年間7,000~40,000TWhの化石エネルギーがさらに必要になる可能性がある」と報告書は述べている。
『グリーンエネルギー』は、何千万人もの理性的な人々にとって宗教である。
彼らは、牛の糞とSUVが地球を破壊していると本気で信じている。
彼らは、『グリーン化』によって地球にどれだけの損害がもたらされているのか、全く知らないのだ。