プーチン大統領、"ボディ・ダブル "からの質問に答える

【RT】2023年12月14日

https://www.rt.com/russia/589078-putin-body-double-rumors/

ロシアのプーチン大統領は、ライブの質疑応答イベントで、自分がドッペルゲンガーを使っているという噂を否定し、聴衆に対して、自分は一人の人間であることを好むと語った。

 

プーチン大統領、"替え玉 "からの質問に答える

 

ウラジーミル・プーチンのような外見と話し方をする人物は一人しかいないはずだ、とロシア大統領は12月14日(木曜日)のライブQ&Aセッションで、彼のAIレプリカと思われる人物からの質問に答えた。

 

サンクトペテルブルクの学生」と名乗る人物は、プーチン大統領とほぼ同じ、コンピューターで生成されたプーチン大統領を使い、プーチン大統領ボディ・ダブルを使っているという噂についてコメントを求めた。

 

また、人工知能の危険性についても意見を求めた。

 

大統領は、自分のバーチャルなクローンから質問に答えることに驚いた様子で、自分は唯一無二のプーチンであることを好むと語った。

 

「あなたは私に似ているし、私の声で話す。しかし、私は少し考えて、私に似ていて、私の声を使う人物はただ一人であるべきだと考えた。その人物は私であるべきだ。ある政治家が冗談で言ったことだ。大統領は、自分のAIレプリカを 最初の替え玉」と表現した。

 

クレムリンは、『ミラー』紙など様々なメディアによる、ロシア大統領が替え玉を使っているという憶測を繰り返し否定しており、ドミトリー・ペスコフ大統領報道官は、そのような主張を「ばかげた情報のたわごと」と揶揄している。

 

AIの危険性とそれを恐れるべきかどうかについて、プーチンは、そのような技術の開発を止めることは不可能であり、感覚を学習し、臭いを区別し、認知機能を獲得する人工超知能の創造を防ぐことも不可能であると述べた。

 

防ぐことは不可能なのだから、ロシアはこの技術のリーダーにならなければならないし、少なくともこの方向で世界のリーダーの一人になるために力の及ぶ限りのことをしなければならない、とプーチンは言った。

 

しかし、これがどのような結末を迎えるかは予測不可能だと大統領は認めた。

 

プーチン大統領は、AIが人類にとって危険な存在にならないよう、AI開発に関する制限や規制について議論することは重要だが、この技術が実際の脅威となるまで、技術指導者間の合意は難しいだろうと指摘した。