支配は永遠には続かないとロシア大統領
スプートニク / アレクセイ・メイシェフ
【RT】2023年6月29日
https://www.rt.com/business/578911-putin-russia-west-competition/
ウラジーミル・プーチン大統領は6月29日(木曜日)、モスクワの聴衆に対し、いかなる種類の独占や支配も永遠には続かず、ロシアは西側諸国と競争する準備ができていると語った。
プーチン大統領は、戦略的イニシアティブ庁(ASI)主催のフォーラム「ニュータイム・パワフル・アイデアズ」で、「ロシア企業は競争する準備ができており、ビジネスを促進するための支援が必要なだけだ」と述べた。
「我々の企業やチームは競争する準備ができており、その多くはすでにそれを証明している。独占といえば、もちろん、ロシア市場の多くの分野で独占を確保している欧米の競争相手のことだ」と大統領は説明した。
プーチン大統領によると、ロシア企業は、独立国家共同体、上海協力機構、BRICS諸国の市場を手始めに、段階的に世界市場で存在感を示すことができるという。
大統領によれば、世界は制裁のために崩壊したわけではない。西側諸国がモスクワに課した制限によって、ロシア企業にとって新たな発展分野が開かれたのだ、と大統領は付け加えた。
プーチン大統領は、ロシアの企業家は今年最初の5ヶ月間に43,000件以上の商標登録申請を提出したと述べ、国内企業を賞賛した。
「本当に興味深い新しいものが出てきているのがわかるだろう。見るだけでなく、着たり使ったりするのも楽しいものだ」
プーチンは、外国からの輸入品を消費するのではなく、自国の近代的な商品、サービス、技術を生産する経済の創造を呼びかけた。
プーチンは、外国からの輸入品を消費するのではなく、近代的な商品やサービス、技術を自国内で生産する経済の実現を訴えた。
そうすることで、ロシアは国内的にも世界的にもよく知られたブランドを持つことになる。
プーチン大統領は、ウクライナ関連の制裁の結果、企業がロシアから撤退したことを非難した。
プーチン大統領は、一部の外国ブランドが「ロシア市場からの撤退をPRキャンペーンに変えている」と非難し、こうしたPR戦略が何らかの利益をもたらすことに疑問を示した。
「ニュータイム パワフルアイデアル」フォーラムは、モスクワの世界貿易センターで2日間にわたって開催される。
その目的は、ロシアの主権強化と2030年までの国家目標達成に有意義な貢献をするイニシアティブやプロジェクトを特定し、支援することである。