イラン大統領、「近いうちに」シリア訪問へ

Iranian president to visit Syria 'in near future'

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【Insider Paper】AFPA 2023年4月28日 13時47分

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イランのエブラヒム・ライシ大統領は「近いうちに」ダマスカスを訪問する予定であり、シリアの内戦開始以来、初めての訪問となる。

 

 

シリアの親政府機関アル・ワタン紙は、ライシが5月3日(水曜日)にダマスカスを訪問すると報じた。

 

 

ホセイン・アミール=アブドラヒアン外相は、ベイルートのイラン大使館で記者会見し、「近い将来」と付け加えた上で、ライシ氏のシリア訪問のための、プログラムを作成した、と述べた。

 

 

アラビア語の公式翻訳によると、予定されている訪問は、テヘランとダマスカスの「多次元」協力の文脈で行われると彼は付け加え、2国間の関係を「素晴らしい」と呼んだ。

 

イランはアサド大統領の主要な同盟国であり、12年にわたるシリアの紛争中、アサド政権に財政的・軍事的支援を行ってきた。

 

アミール=アブドラヒアンは、戦争が始まって以来、自国が政府を助けるために「軍事顧問」を派遣してきたと指摘した。

 

ライシ氏の訪問は、地域のライバルであるイランとサウジアラビアが和解し、ダマスカスに対するアラブの関与が強まったことを背景に計画されたものである。

 

アミール=アブドラヒアン氏は、リヤドとテヘランの和解は「地域全体、特にレバノンに好影響を与えるだろう」と述べた。

 

アサド大統領は昨年5月、テヘランを訪問し、2011年の戦争開始以来、2度目のイスラム共和国への訪問を報告したに過ぎない。

 

1月にダマスカスを訪問した際、アミール・アブドラヒアンは、アサドがライシを招いたと述べた。

 

ダマスカスを訪問した最後のイラン大統領は、2010年9月のマフムード・アフマディネジャドである。

 

イランとロシアは、50万人以上の命を奪い、数百万人を避難させた12年間の紛争で、シリアを支配するアサドを支える主要な同盟国であった。

 

イランは、レバノンの強力なヒズボラを筆頭に、正規軍とともに戦うシリアや外国の民兵組織に資金を提供し、武装し、指揮している。

 

今年2度目のレバノン訪問となったテヘランのトップ外交官は、4月27日(木曜日)にヒズボラ議長のハッサン・ナスララにも会ったと、同グループは述べている。

 

4月28日(金曜日)には、レバノン政府関係者と会談した後、レバノンの南部に移動し、テヘランの宿敵であるイスラエルとの国境付近に設置された公園を視察した。

 

レバノン訪問後、ダマスカスに向かう予定である。