クレムリンがプーチン中東歴訪を発表

ロシアのプーチン大統領 © Mikhail Klimentyev; RIA Novosti

【RT】2023年12月5日
https://www.rt.com/russia/588529-putin-uae-saudi-arabia/

クレムリンは、ロシアの指導者がモスクワでイランの指導者と会談することを発表した。

 

ロシアのプーチン大統領は、アラブ首長国連邦サウジアラビアを訪問し、中東問題などについて協議する予定であると、クレムリンが12月5日(火曜日)に発表した。

 

クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官によると、ロシアの指導者は12月6日(水曜日)に両国を訪問し、二国間関係や石油分野での協力、現在進行中のイスラエルパレスチナ紛争を含む国際問題や地域問題について話し合う。

 

「しかし、何よりもまず、二国間関係の問題がある」とペスコフ大統領は強調し、話し合いはOPEC+の形式で行われると述べた。

 

大統領報道官はまた、12月7日(木曜日)にプーチンがイランのエブラヒム・ライシ大統領とモスクワで会談する予定であることも確認した。

 

イランのタスニム国営通信は以前、ライシ大統領は政府高官と同国の貿易・経済界の代表団を同行させると報じていた。

 

ロシアとイランの両大統領は、モスクワとテヘラン間の貿易、経済、政治協力のほか、地域・国際問題、特にパレスチナ情勢について話し合うとみられている。

 

プーチン大統領の中東訪問は、サウジアラビアとロシアを中心とする世界最大の産油国で構成されるOPEC+グループが先週、世界の石油市場を安定させるために日量約220万バレルまで減産を深めると発表した後に行われた。

 

世界の原油生産量の40%以上を占める同グループは、先の減産が来月で期限を迎えることから、市場が潜在的な供給過剰に直面する可能性があると懸念する中、生産量の制限を決定した。