プーチン大統領とイランのライシ大統領は5時間にわたって会談 - クレムリン

2023年12月7日、モスクワでイランのイブラヒム・ライシ大統領と会談するロシアのプーチン大統領スプートニク / セルゲイ・ボビレフ

【RT】2023年12月8日

https://www.rt.com/russia/588715-putin-and-iran-raisi-talk/

モスクワでの会談は、イスラエルハマスの紛争を含む二国間および国際問題に焦点が当てられ、真夜中前に終了した。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とイランのエブラヒム・ライシ大統領とのクレムリンでの会談は5時間以上続き、モスクワ時間の真夜中前に終わったと、ロシアのドミトリー・ペスコフ報道官が記者団に語った。

 

イラン大統領は12月7日(木曜日)に国賓としてモスクワに到着した。モスクワとテヘランは近年強い絆で結ばれており、その結果、それぞれの経済が強化されているとロシア大統領は語った。

 

両首脳は、二国間の関係や、イスラエルハマスの紛争を含むより広範な世界的課題について話し合った。

 

プーチン大統領は、ロシアとイランはこの1年で「良い勢い」を築き、エネルギーと教育における協力を指摘した。両国間の貿易はこの1年で20%増加し、50億ドルに達したとロシア大統領は述べ、こう付け加えた。

 

「我々は二国間関係の全領域にわたって積極的な協力関係を築いている」

 

会談は、プーチンが過去48時間に中東諸国の指導者や高官と行った一連の会談の締めくくりとなった。


12月6日(水曜日)、プーチンアブダビとリヤドを訪問し、UAEムハンマド・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン大統領、サウジのムハンマド・ビン・サルマン皇太子と会談した。

 

12月7日(木曜日)には、モスクワで開催された「ロシア・コーリング」第14回VTB投資フォーラムの傍らで、オマーンの皇太子と会談した。

 

サウジアラビアアラブ首長国連邦を訪問した後、12月6日(水曜日)にテヘランを訪問することを考えたとプーチンは冗談交じりに語った。

 

帰国する際にイラン上空を飛行しており、テヘランに着陸してそこでライシ大統領と会談できるかもしれないと思ったが、イラン大統領はすでにモスクワに向けて出発するところだと知らされたという。

 

ライシ大統領は、イランはいつでもプーチン大統領を迎える用意があると答え、プーチン大統領をイランに招待した。