ドライバーは、ソフトウェアの問題、破壊されたデバイス、支払い処理の問題に悩まされている。
2021年9月2日、メリーランド州のウェルカムセンターに設置された電気自動車充電ステーション (写真:Joe Kovacs)
【By WND News Services】2023年2月21日 3:58pm
ジョン・ヒュー・デマストリ著
デイリー・コーラー・ニュース・ファンデーション
ケリー・ブルーブック(KBB)が2月21日(火曜日)に発表したJ.D.パワーの最新の調査によると、電気自動車のドライバーは、最寄りの公共充電器が5回に1回以上使用できないことが分かった。
KBBによると、J.D.パワーは8月に、調査対象の11,500人以上のドライバーの20%が2022年前半に最寄りのステーションで充電できなかったと報告していたが、2022年後半のデータを含めると、この数字は21%に上昇したという。
顧客は、充電失敗の主な理由として、ソフトウェアの問題、破壊された充電器、支払い処理の問題などを報告した。
J.D.パワー社のグローバル自動車部門エグゼクティブディレクター、ブレント・グルーバー氏はKBBに対し、「新しい充電器を追加して、古いものをすべて廃墟にするわけにはいかない。『我々はそれらのメンテナンスも管理しなければならない』。それが、消費者の需要を満たす唯一の方法なのだ」と語っている。
KBBによると、この調査では、ある会社の充電器の故障率はわずか3%であるのに対し、別の会社の充電器の故障率は39%と、会社によって性能に大きな格差があることが判明した。
J.D.パワー社は各社を名指ししていない。
米国では電気自動車の販売台数が2021年の3.2%から2022年には5.8%とほぼ倍増し、電気自動車を支える技術への投資がジョー・バイデン大統領得意のインフレ抑制法の主要な構成要素となっている。
2022年も電気自動車の販売台数世界一を維持したテスラは、全国に17,000基ある充電ステーションの半分近くを他の車と汎用的に使えるように改良することに合意し、充電器開発に対する連邦政府奨励金75億ドルの一部を受け取ることができるようになった。