https://freewestmedia.com/2023/01/20/fire-hazard-ferry-company-bans-electric-cars/
ノルウェーのある海運会社は、リスク分析によると、電気自動車による火災の危険が大きすぎるため、同社のフェリーでの電気自動車の使用を禁止している。
最近、電気自動車が原因で定期船が沈没した。
ノルウェーの上場海運会社ハビラ社は、同社のフェリーに電気自動車、ハイブリッド車、水素自動車を乗せることを禁止している。
リスク分析の結果、船隊の安全性に対するリスクが大きすぎると判断されたためだ。
自動車が発火した場合、もはや消火することはできない。
この船会社は、ノルウェー北部の海岸沿いを走る、いわゆる郵便船ルートを走行している。
このツアーはスカンジナビアの旅客・貨物輸送にとって重要であり、また行楽客にも大変人気がある。
昨年2月、アゾレス諸島沖でフェリシティ・エース号が沈没して以来、電気自動車の輸送による船舶のリスクが議論されている。
船内の電気自動車が火災を起こし、その炎を消すことができなかったのだ。
最終的に、巨大な船は数千台の電気自動車とポルシェやベントレーの車両とともに沈没した。
トレードウィングス海運通信社の報道によると、ハビラ海運会社のボスであるベント・マルチニ氏はリスク分析の結果、電気自動車の火災は特に複雑な救助作業が必要であることが分かったと述べている。
乗組員にはそんな余裕はない。
乗客も危険にさらされる。この点は、内燃機関を搭載した自動車の場合とは異なる。
起こりうる火災は、通常、乗組員によって簡単に消火できる。
フェリシティ・エース号の沈没事故後、グリーンピースも船上でのe-carに警告を発している。
「一般的に、電子部品、特に電気自動車は、あらゆる輸送にリスクをもたらす」と当時は述べていた。