主要7カ国(G7)首脳は、ロシアの石油輸入に価格上限を設ける方向で調整しているという。
ファイル写真。ロシアの石油ポンプ(2022年)。© Maxim Bogodvid / Sputnik
【RT】2022年6月27日
https://www.rt.com/news/557839-g7-oil-price-cap/
ロイター通信はドイツ政府関係者の話として、欧米先進7カ国(G7)の首脳が6月26日(日曜日)の首脳会議を前に、ロシアの石油輸入価格の上限設定の可能性について「非常に建設的」な話し合いを行っていると報じた。
「我々は合意に至る良い道筋をたどっている」と、同高官は語った。
イエレン米財務長官は、世界的なインフレと西側諸国の燃料価格上昇を緩和するため、またモスクワの石油収入を減らす可能性があるため、ロシアの石油価格に制限を設けることを提案した。
米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、日本で構成されるG7は、ドイツ南部のホテルSchloss Elmauで3日間の年次会議を開催している。