世界統一社会に関するキーワード → 反キリスト【聖書の観点から】  

「世界統一社会」も「反キリスト」(獣)も、旧約聖書にも新約聖書にも出てきます。

それは、現代のグローバルエリートがつくった事柄ではありません。

この二つのワードは、今から2千年も3千年も前から聖書に預言されているのです。

 

今現在の私たちの時代で言われている世界統一社会とは

一つ言いますと、今現在の私たちの時代で言われている世界統一社会は、聖書に書かれた世界統一社会とは、時代と状況に全く一致していません。これは、聖書を読んでいれば分かります。

 

今、言われている世界統一社会と言っている事柄は、世界のごく数%の富裕層たちによって起こされようとしています。

数百年レベルで計画をしているとはいえ、彼らの計画は強いようでいて脆弱でしょう。というのも、お金ありきで起こされているからです。はなはだしい高慢と貪欲です。

 

そんな彼らの目的は、地球を自分たち数%の特権階級だけにしようということです。

世界中の普通の人々は受け入れられないことでしょう。虐殺対象ですから。

 

そして、彼らの計画は聖書に出てくるものではないので、終末の時代にある悪い者たち、富裕層グループが自分たちのために企てた災い、というものでしょう。

 

今、私たちが、そのような者たちに脅されたり殺されたり支配されそうになったり、ワクチンを打たれたり、分断されたり、人間を機械化されようとしたりするようなことは終末の序の口といいますか、これらは、その他もろもろの恐怖や災い、の一連といったところでしょう。

 

■反キリストとは

今現在、地球の支配をもくろむグローバルエリートたちですが、世界統一社会ということは言っていても、彼らの中に「反キリスト」は出てきません。

彼らの中には反キリストなる指導者はいないのです。それゆえに、彼らの世界統一社会は ”言葉の模倣” であり、成り立ちません。必ず崩壊します。

 

一方、聖書に出てくる「反キリスト」ですが、今からおよそ2600年前からこのような人物が出てくると、預言されています。どのような人物像かも書かれています。今から先に、反キリストは必ず出てきます。

もしかしたらもうこの時代に生きているのかもしれないし、もう少し先なのかもしれません。それは分かりません。

 

この反キリストは多くの人もご存知かと思います。特に、666とか刻印とかが知られていると思います。

666とはその時に世界を統率するだろうという人物を特定するために、クリスチャンまたは一般の人たちが確認するために聖書に書かれているのです。

黙示録13:18
ここに知恵がある。思慮ある者はその獣の数字を数えなさい。その数字は人間をさしているからである。その数字は六百六十六である。

 

ヘブライ語ゲマトリアヘブライ語アレフベート(アルファベットみたいなものです)の文字がそれぞれ数字に対応しています。

そこで、ある人の名前をこのゲマトリアで計算すると、666になる人がいます。こうして、反キリストが誰かをその時にいる時代の人が特定するためにあらかじめ教えられているのです。

自分の名前がゲマトリアで666になる人は山ほどいますから、それらは気にしないでよい事柄です。

 

おおよそ、反キリストはローマから出るとされるのが聖書の解釈では多いかと思います。ローマと言っても今のイタリアということだけではなく、当時のローマ帝国のことですから地中海をぐるっと囲んだ全体になります。

AD70年にイスラエルローマ帝国軍によって陥落しました。

そのローマ帝国の中から、反キリストは出てくることでしょう。

 

*反キリストは母がローマ人、そして三位一体を模して、悪霊によって生まれた者かもしれません。あるユダヤの学者たちはそのような見解をしています。

 

*いずれにせよ、悪魔(サタン)は三位一体を模倣しようとしています。彼は新たな創造はできず、模倣、偽物、嘘のものをつくります。やり口は、創世記から未来に至るまで同じパターンです。

 

*三位一体= 父なる神・キリスト・聖霊 

 悪の三位一体=悪魔(サタン)・反キリスト・偽預言者

 

■反キリストが出てくる経緯

反キリストは、今暗躍しているグローバルエリートたちのような者とは違います。グローバルエリートたちは民衆に怖がられ、脅かされ、嫌われていますから。

ですから反キリストとは全く違います。

 

反キリストは、世界が大変な果てしない災い(戦争・テロ・飢饉・疫病等)に入った中で、まるで救世主のように出てくるのです。

「もうこの人しか世界を治めることはできない」、と世界中の国々の人たちが彼を絶賛し、称賛し、信頼します。

 

反キリストが出た時、彼はそのような、全世界の救世主のような存在になります。

ことに、イスラエルは反キリストと同盟を結び、7年間の契約を行います。

両者は3年半の間、蜜月のような期間を過ごします。

 

そして、反キリストがイスラエルのために、長らく無くなっていたユダヤ人の神殿=第三神殿を建て上げるのです。

ご存知のように、これまでエルサレムにある神殿の丘で、ユダヤ人の神殿を建てることはほぼ不可能になっていました。それが実現したのです。世界は驚き、イスラエルは大喜びで反キリストに信頼します。

 

エルサレムの神殿の丘はイスラムの聖地でもある場所(アル=アクサモスク)で、イスラエルの神殿を建てさせることができたのは、反キリストが世界から信頼されているゆえです。

彼はずば抜けた交渉力を持ち、イスラムの人々をも納得させるのです。かつて誰も出来なかったことです。

 

ここで3年半の期間が過ぎます。

 

ということで簡潔に書いたつもりが長くなり、分かりづらくなるので、

続きはまた。。。