ガオとべこちゃんの帰還

今ではうちから近くなったパングラオのアグネス宅へ、引越しの前日から預けていたガオとべこちゃんを今日、うちに帰還させた。アグネスのところでは以前ヤギを襲う野犬がたまにいて、最近は居なくなっていた。同時に、野犬がやって来ない家の周辺にヤギをつなぐようにしていたということもあって、野犬問題は沈静化していたが、昨日連絡があって、家の周りに繋いでいたのに隣のヤギが野犬に殺された、うちのガオとべこちゃんの無事が保障できないからどうしようか、ということだった。

■10日ぶりの再会、ガオとべこちゃん。

 

それで今日の午後、早速うちに連れて帰ってきた。うちは草場はなんとかなるが、小屋がまだ途上なので、小屋の準備ができていない状態ではあるが、犬に襲われたら元も子もない。とにかく連れて帰ろうということで、今日はなんとか暗くなってからはおとなしく寝てくれて一安心。10日ぐらい会ってないけど私たちやほかのヤギたちを覚えていたのかどうかはよくわからない。

それから今日は朝から、水道のことで、近所の配管工のおじさんにうちの水道の引き直しとタンク工事を依頼しに行った。さっそくバランガイ(最小行政区)に、オーナー名義でなくうちの名義で登録し直し水道の本管につないでもらって水量を確保するようにしてもらった。今日の夕方さっそく新しい水道管を本管からうちの家まではるばる300m伸ばしてもらうところまでできた。

明日には敷地内と室内の水道へ接続できる予定。そのあとは、2週間かけてタンクの新規設置をしてもらう。借り家だけどこっちでは大家に頼んでも何もしない場合が多く、無責任なので自分の住む家は自分でカスタマイズするのが一番だ。

この配管工のおじさんがなかなか仕事が早く、しゃきしゃきした人なので助かった。結局うちの大家の仲介人(エージェント)の青年はやりますやりますと言って何もやらずにフェイドアウトのような状態となった。できないのなら最初からできないと言えばいいのに、そういうことがはっきり言えないのがフィリピン人の悪いところというのか弱気というのか、おかしなところだと思う。

まぁそんなことで、今日も仕事がほとんどできないほど雑務に追われてしまった。とはいえやらないといけない重要な事なので仕方がないのだが、日本と違って、日々仕事の妨げになることばかりが起こって、集中して仕事に没頭できないのが辛いところ。突然何かが起こるし、突然来訪者がある、そんなことで予定も何も立たない。夏場はとんでもなく多忙なので本当に1日が早いし時間が足りない。