本日は、若干蒸していたものの、うす曇りでちょうど良いお天気のツアーとなった。特にどの国の繁忙期でもないけれど、土曜日のせいか各地で観光客はいっぱいだった。
今日来て下さったのはお若いご夫婦とそのお母さん。今年アロナビーチにリニューアルオープンした最大のリゾートにご滞在中。
■今日のツアー:ロアイリバークルーズ→ターシャ→チョコレートヒルズ
ハイエンド(お一人500ペソ)の亀の船。
ATI族の人たちと写真を撮る。
いつもいる犬。船のお客さんから何かもらおうと期待している。
ターシャはうまく撮れなかった。
ヒルズも満員。
今日は日本人の方々もそこそこ見掛け、リバークルーズでガイド席で食べていると、席が不足していたのか日本人の男性お二人が加わられて同席になった。聞けば関西同郷人で、お一人は国内最大の旅行会社の方で、たまに国内旅行の添乗もされている青年だった。いろいろお話しできて楽しかった。
本日の3人ご家族は初ボホールを楽しんでいただけたようで、まだご夫婦のほうはあと10日程滞在されるそうで、日本人にしては非常に珍しく長いご滞在で驚いた。うちはこれまでずっと良いお客様に恵まれてきたので本当に感謝しています。
今朝は6時半からヤギの連れ出しや掃除やと不在の時の段取りをしていたが、ユキちゃんの容体が悲惨な状況になっていて、いくらかできる手当をして飼い主にも状況と、要望を伝えて出てきた。こんな状態では安楽死させたほうがマシだから出来るならそうしてくださいとまで言ってきたが、彼らはやらなかった。
とにかく辛くて、ツアー中でもふと何度も泣けてきた。しかも、帰宅してまだ生きていたのでもう可哀想すぎて、すでに暗かったが少しだけまた手当をし、声を掛けて、さすって、祈り、もう本当に祈る以外にどうしていいかも分からない状況だ。
私は、あのユキちゃんが、生まれた時からずっと、今の麦男のように私にいつも付いて回ってなついていた、可愛くて元気だったユキちゃんが今、こんなことになっているとは今も信じられない思いでいる。そもそもユキちゃんを譲ってもらいたかったが譲ってもらえなかったので、自分のヤギ、チャコを最初にもらってきて今に至るのだ。
うちがユキちゃんを育てていさえすればと思うと悔しい。なにせ、ユキちゃんの母ヤギも、娘ヤギも犬に噛まれて死んでいる。そのどれもちょうど私が知らない時で、自分がすぐに知っていたなら何とか手を尽くしてやれたのに、と悔しくてならない。とにかく、少しでも傷みがないようにと祈っている。