礼拝とお見舞いと停電と

昨晩夜中から20時間ほど停電していた。朝2回ほど一瞬ついたがチェックのためか?
今回は昨年とは違ってボホールが送電してもらっている発電所のあるレイテ島(オルモック市)も直撃コースから免れたし、台風自体の規模が前回よりは断然小さいため、停電も前回のような長期戦にはならないことと思う。おそらく計画停電の一環で、日曜でもあるので止めたんだろうと思う。

さて、午前から今日1日は何度か小雨が軽く降った程度で風も特に強くなかった。
日曜礼拝は通常通り、朝から子どもとユースたちを教会へ送迎し、一旦帰ってヤギの世話をし、また教会へ戻った。今日のメッセージはジョイミー。先週は過労がたたって倒れていたが今日はすっかり元気になっていた。若いってすごい☆

メッセージでは〝聖書的なクリスマスの捉え方、考え方、過ごし方”などをテーマに、トリビアを加えながら分かりやすく話してくれた。ジョイミーの場合、話すスピードとテンポがとてもよく、英語の割合を多くビサヤ語がやや少ない割合で話してくれるので分かりやすい。ビサヤ語メインでそこに英語が混じるという逆の割合だと分からないことが多くなる。半々が分岐点だろうか。

礼拝後、いつも送っていくパングラオの人々の中で、ご主人が吐血して倒れてICUに入ったというシャナさんという婦人がいて、他のメンバーとジョイミー&ライアンとお見舞いへそのまま向かった。ICUのご主人とは当然面会はできなかったが、シャナさんたち家族から話を聞き、皆でお祈りした。

こっちでは輸血が日本のシステムとは全く違っており、毎度自分たちでドナーを見つけないといけない。病院はドナーか血液をこれだけ準備してくださいと言うだけで何もしない。これがものすごいやっかいなのだ。今回はA+だったが、フィリピンでは(全土かどうかは知らないが)女性→男性への場合、同血液型の場合でも直接輸血はいくつかの検査を経ないと出来ないらしく、男性の場合は同性からの輸血ということになってしまい、本日、周囲にいなかった。

赤十字で血液が買えるが、電話確認されたところ、月曜までスクリーニング中でストックがないそうだ。しかも5パックの量が必要なのに1パックは1800ペソらしい。5パックで9000ペソ、これは急な出費としては大金だ。
一昨年の私の入院時(デングで)には購入血液はダメとなぜか医者が禁止して、理由が結局分からなかったがなんかよく分からないシステムだ。

なんにせよドナーを急きょ見つけるのは難しい。フィリピン人はO+とB+が多数派で、しかも+でも―でもないただのA、B、O、ABというのがあるというので、どういう分類なのかも分からない。

お見舞いの段階ではまだどういった症状で何の病気なのかまで判明していなかったけど、教会の祈りの課題メールで祈りの要請が送られてきていた。治療が確定し、早くよくなってきますように。。。

■きなこちゃんの反抗

昨日あたりからきな子ちゃんが私にしきりに猫パンチ(ひづめパンチ)みたいなのを繰り出してくるようになり、やはりチャコの血を引くヤギのせいか、かわいくておとなしかったきな子ちゃんも反抗的でわがままでやかましいヤギになってしまうのだろうか。

■クコちゃんのフケ

今日クコちゃんは食べ過ぎて3時頃には小屋に自主早退してまったりしていた。黒いせいかクコちゃんを掻くとフケがバラバラ出て来るけど、他のヤギも見えにくいだけでこんなに出ているのだろうか。とにかくクコちゃんは掻けば掻くほどフケが湧き出て来る。

あと、クコちゃんはメスヤギなのに背中のほうにちょっとたてがみみたいなのが出てきている。