クコちゃん

うちのクーコ(クコちゃん)は可愛い女の子だ。

母のチャコや双子の兄チャオのような悪さをしないし性格の悪さもない。おとなしく地味な性格だ。
最近はチャコとチャオのどっちに付いて行ったらいいかと板挟みになっているようなことも多い。チャオは勝手にフラフラどこかへ行ってしまうので、チャコに付いているほうが多くなってきた。
でもチャオの姿が見えなくなると心配なのかワーワー鳴いている。

クコちゃんは生後2か月半たってもまだへその緒が付いている。普通は1か月程度で取れてしまうのに。
なぜかというと、クコちゃんのヘソはすごいデベソで、お腹とへその緒の根元が丸く固まっていて取れそうにない状態になっているのだ。珍しいけどもう取れないのかもしれない。

 

木の切り株や岩など少しでも高い所があれば反射的に飛び乗ってしまうヤギ。チャオは本能のまま生きているようなヤギで、瞬時に飛び乗ってしまうが、クコちゃんは遅れをとって乗ることができない。
チャオは私の背中にもすかさず飛び乗ってくるが(もうかなり重い)、ここでもいつも遅れをとるクコちゃんはなかなか乗れない。

  

旧チャコ小屋の前を通るとクコちゃんだけは大抵中に入る。以前住んでいたのを覚えているのだろうか。
チャオは屋根に飛び乗ってトランポリンのようにピョンピョン跳ねる。子ヤギ2匹はもう相当な重量になっているので屋根が崩壊しそうだ。

チャコとチャオは水をごくごく飲むがクコちゃんだけは飲めない。毎回一緒に顔を水に近づけたりはしているけど、やっぱり飲めない。

最近チャオとチャコの悪さが目立ってクコちゃんをあまり登場させてなかったので強調してみた。

■おまけ:兄貴とカワイイ弟。

 

兄貴はデコッパチだ。
彼らは多分1年ぐらいで飼い主に食べられてしまうと思う。そう思うと悲しい。

今日、チャコが落ちているバナナの房をバクバク皮ごと食べていた。4、5本食べた。
多分未熟バナナで人間だと渋くてエグくてどうしても食べられないはず。やっぱりヤギの味覚は人間とは違うのだろうか。