人の土地

先週までうちの畑の柵を作ってくれていた大工のグレッグさんが今日からはまたお隣ロザーリオの家の仕事をやっている。先々週完成していたお隣のツリーハウスの下に鶏用の小屋みたいなのができていたので出掛けついでに見に行ったら、お隣の人たちがいて、鶏小屋ではなくモルモットを飼うんだという。

緑の部分がモルモット小屋になるらしい。

モルモットはこっちでは(セブでも)見たことないが、聞けば5月末頃にやって来るロザーリオのイギリス在住のお孫さんたちに頼まれて用意してあげるのだそうだ。ツリーハウスもその一環だけど、なんでモルモット?!
しかもそのモルモット、大工のグレッグさんから買うらしく、彼は自宅でモルモットのブリーダー?もやっているそうで(副業なのか?!)2匹で500ペソというので結構高い。(こっちでは珍しいので希少価値があるだろうけど)

さらに立ち話の中で聞いた今更ながらの驚き話。
お隣の敷地だと思っていた土地はお隣のではなく無償で借りているだけなのだそうだ。
そこにはツリーハウスだけではなく、洗濯物干し場、物置、鶏小屋、ヤギスペース、ベンチがあるし作業場や人が集まる庭としても使っているしで、完全にお隣の土地としか思えない使い方をされているのだ。

グレーの家の壁より手前側は他人の土地だった……。

で、私たちにもツリーハウス作ったら?と勧めてくれていた。土地の持ち主が使ってなくてOKしてくれたら構わないよとのことだった。
うちはすでに家庭菜園でかなりの土地を大家さん(実際には大家さんの妹さんの土地)から無償で借りている。そのうえ、ヤギ小屋や柵を造って完全に私物化しているのでお隣と同じような状況ではある。元々、アパート探しの段階でそういうことができる土地を借りられる物件ということで住まいを探していた。

近々ヤギ小屋を大きいのにつくり変えようともしている。子ヤギ2匹が大きくなったら今のでは狭すぎる。1Fヤギ小屋、2Fツリーハウスにしようかと勝手に夢が広がってしまう……人の土地で。

■畑

デング熱にかかった1月3週目から世話が追い付かず、虫・ヤギなどに食われまくりで作物もすっかり減り雑草も増え荒れ果てているうちの畑。それでも地味に変化があってうれしい。

  

カボチャ、今度は生き延びるか?! トマトが初めてできた。

柵ができたのでこれからは草抜きからまたボチボチ頑張る予定。