11月5日に見学したDMLモンテソーリ・スクール（DML MONTESSORI SCHOOL）をご紹介。視察に来られていたOさん親子（5歳男児）が日本でもこの幼稚園へ入っておられるとのことで訪問した。
あいにく5日は休校日で児童たちはいなかったが、施設見学や質問などはできた。
学校正面。
校門。右はシスター（先生）たちの居住棟。
カトリックの学校でシスターたちが教えておられる。静かな雰囲気。
この学校はナースリー、キンダーガーデン、プレップまでで、エレメンタリー（小学校）以上はない。従って6歳未満のお子さんが対象となる。
しかし、例外的に6歳のお子さんを5歳児対象のプレップに入れたいという場合なんかでも対応してくださるとのこと。（例えば日本人で英語力が満たないお子さんが、小学生になる前に幼稚園で英語教育を事前に身に着けておく目的などで）
クラスは午前と午後に分かれており、どちらかを選ぶ。
午前のクラスは8AM〜11:30AM、午後のクラスは1:30PM〜5PMとなっている。
この日は学期始めの前日で、児童たちがいない空の状態だけれど、教室内画像をざざっと。
プレップの教室。毎度思うけれどここの学校に限らずこっちの幼稚園はすでに小学校レベルの勉強が始まっており、結構英語レベルが高い。ここでも黒板には算数問題、分数の問題まであった。なんでこんなに勉強初めが早いのか。当日お話しできた親御さんも、ここはプレップでもエレメンタリー1年くらいのレベルはあるからと言っていた。
教室内の様子。
廊下からナースリーの教室入り口。右はナースリーの教室。
廊下。右はコンピューター室。
ライブラリーと医務室。
制服（画像左側）は学校ロゴが80円、制服がサイズにより約480円〜560円。
体操着（画像右側）は学校ロゴが80円、サイズにより440円〜560円。
ここのディレクターのシスター（校長先生に当たる）と、成績表を受け取りに来ていた親御さんのお一人との面談の様子。このお母さんはご主人が日本人だそうだ。
当日は親御さんが成績表を受け取りに来る日？だったようで、PTA会長のお母さんも来られていた。PTAはそんなに活発に活動はしていないけれど、1−2か月に1回程度のミーティングと、年に一度、親御さん向けのセミナーが開かれるという。そのお母さんは、5人のお子さんすべてこの学校へ入れてこられたそうだ。
■■学費・入学費などについて
学費はプレップ（5歳）で年間総額40,560円（20,280ペソ）。うち、入学金が8000円（4000ペソ）。
年間一括払いと、月額払いのどちらかが選べる。月額支払いの場合は、入学金と月々3200円（1600ペソ）。
年間で支払ったほうが月払いより4000円程安いようだ。
その他に教科書代が必要で、価格は学年ごとに以下のとおり。
・ナースリー1（5冊）― 3520円（1760ペソ）
・ナースリー2（7冊）― 4200円（2100ペソ）
・キンダーガーデン（8冊）― 5400円（2700ペソ）
・プレップ（9冊）― 7600円（3800ペソ）
プレップにもなると、算数、科学、英語読み書き、国語（タガログ語）、コンピューターなどの科目があるので教科書も多いようだ。
その他、日常生活のあれこれやしつけ的なことを学ぶ時間もある。
当日お話し下さったシスターたちや、学校に来られていた親御さんたちはみなさんフレンドリーで明るい方々だった。
