アリぢごく

蚊帳と蚊取り線香のお蔭で蚊に刺される頻度はかなり減ったが、代わりにアリに噛まれるようになってきた。ものすごい小さいアリがどっからともなくたくさん入ってきて食べ物を狙っている。
食べ物を狙われるのは別にいいけれど、こっちのアリは日本のアリと違ってすごく噛みついてくる。チクッと痛いので気づいたら即やっつけているが、そのまま噛まれてしまうと私の場合、結構長い間腫れてしまう。

私は昔から虫やクラゲに刺された場合のダメージが非常に大きく、それらの毒にアレルギーがあるのだと思う。また人一倍刺されやすい。虫除けスプレーもやっているがあまり効果を感じない。

昨日も米袋に群がっていた大量のアリを退治した時に腕を2か所噛まれて、夜中にも口元を噛まれた。その3か所がかなり腫れて真っ赤になっているし熱を持っている。学校の先生にもそれどうしたの?!とびっくりされた。それほど腫れているのだ。
カンバセーションの先生が“普通はアリに噛まれてもこんなに腫れない。アレルギーだと思う”と言いながら自分が持っていた虫刺され薬を塗ってくれた。“あなたの血は美味しいのね。日本の放射能被害よりフィリピンのアリ被害のほうが大変なんじゃないの?!”と笑っていた。

確かに虫刺されの被害は人一番大きいしなかなか治らないけど、時間が経てばいずれ治るのでそんなに大したことではない。今日2人の先生にアリの撃退法を尋ねたら、2人とも殺虫剤をまくしかないと言っていた。殺虫剤を自分が吸いたくないのであまりまきたくないのだが……。

明日で語学学校が2週間になるので先生を総チェンジする(決まりだそうだ)。それぞれ楽しくていい先生だったが次はどんな先生になるだろうか。