【PJMedia】2024年8月19日 リンカーン・ブラウン著
私は、英国がもはや教会として認識されなくなるまで、遅くとも2025年末までと考える。
アメリカはせいぜい2027年末までだが、それはまた別のコラムで。
英国国教会も代名詞運動に参加したようだ。もちろん、誰も驚くようなことではないが、それでも残念なことだ。
テレグラフ紙の報道によると、教会はより現代的になるために「教会」という言葉を使わないことに決めたという。
どんな言葉を使うのかはわからない。
ロッジ? クラブ? 協会? ロイヤル・オーダー・オブ・ウォーター・バッファロー?
どう見ても、教会は正式名称を 「英国国教会 」のままにしているようだ。
多くのレターヘッドを廃棄し、ロゴをデザインし直す必要があるからだ。費用対効果の観点からも、それは理にかなっている。しかし今後、教会は 「コミュニティ 」と呼ばれるようになるだろう。
アングリカン・コミュニオンの11教区のうち6教区を調査した教会設立神学研究センターの調査によると、新しい信徒を作るというアイデアを模索する際、教会はますますこの言葉を使わなくなってきているという。
ちなみに、教会は教会としても知られている。
米国ではかなり一般的な「チャーチプラント」について議論する際、英国国教会が新たに始めた900の教会のうち、「チャーチプラント」という言葉を使った教会は一つもなかった。
報告書の著者であるダラムのセント・ニコラスの牧師、ウィル・ファルガー博士は、11教区のうち6教区が新しい教会プロジェクトの主な説明として 「礼拝」、2教区が 「集会」、7教区が 「共同体 」という言葉を使っていることを発見した。
テレグラフ紙は、キューにあるセント・アンズのジャイルズ・フレイザー牧師にインタビューした。
フレイザー氏は、この取り組みを 「適切で現代的な響きを求める誤った願望 」と呼んだ。
アンヘルドの記事の中で、彼はこうコメントしている。プリンスがスクイグルになって以来、このような愚かな改訂はなかった。
ファルガー博士は、イングランド国教会が文化的若返りの一環として、「教会」という言葉を使うことから離れつつあるのかもしれないと示唆した。
彼は、「教会 」という言葉は、「これらの教区が始めていることを説明するには 」包括的ではないと述べ、「新しいこと 」という表現がより適切かもしれないと付け加えた。
新しいこと? 日曜の朝起きて、「新しいこと 」に行く準備をするなんて想像できない。
教会の広報担当者はテレグラフ紙に、教会堂の外でも「礼拝の形態は存在しうる」ため、今回の変更を行ったと語った。
一方、ウスター教区は屋外での礼拝を受け入れており、テム・バレー・サウスにある教会のメンバーは、教会の礼拝の代わりに田園地帯を散歩し、途中で聖書を読んだり祈ったりしている。
イングランド国教会のスポークスマンは、「このようなコミュニティは、しばしば既存の教会堂で開かれ、伝統的な信徒に加えて新たな礼拝者を集めているが、それは他の礼拝形式と同様に『教会』なのだ」と語った。
この考え方には真実がある。
私たちの言葉 「教会 」は、集まりや共同体を意味するギリシャ語のエクレシアから来ている。
とはいえ、イギリスやアメリカの現状を考えれば、権力者が国民や国を定義するのに役立つ古いシンボル、古い場所、古い言葉を取り除こうとするのも不思議ではない。