グローバリストのローマクラブと人間の未来評議会が新報告書を発表

ゲートウェイパンディット】2024年8月11日‐9:00 pm

ジュリアン・コンラッドソン著 ゲストポスト: ミリアム・ジュディス

https://www.thegatewaypundit.com/2024/08/club-rome-council-human-future-globalists-release-new/

グローバリストのローマクラブと人間の未来評議会が新報告書を発表 "グローバル・ガバナンス "を強化し、国連に "拘束力のある立法 "を可決する能力を与えることを求める。

 

成長クラブと人類の未来に関する協議会は、2024年7月に報告書を発表した。ローマクラブと人類の未来のための協議会は、2024年8月1日に人類の未来に関する円卓会議の報告書を発表した。


ローマクラブは、1968年に設立された知識人とビジネスリーダーによる非営利の非公式組織で、差し迫った地球規模の問題について批判的な議論を行うことを目的としている。現職および元首脳から選ばれた100名の正会員で構成されている。


地球温暖化問題に焦点を当てているという事実が、メンバーの知的能力と誠実さを物語っている。


以下は、議論に参加した参加団体のリストである。


この報告書は、気候変動や不平等・不公平のような問題の一因となっていると報告する人間存在の結果として起こっている存亡の危機という、典型的な「進歩的」警鐘論で構成されている。


報告書より


「人類は最大の緊急事態に直面している。この危機は、多くの、相互に結びついた、破滅的なリスクから構成されている。


危機はすでに到来しており、さらに悪化するだろう。その複合的な規模と影響は非常に大きく、それを把握している人はほとんどいない。

 

これらのリスクはともに、私たちの文明維持能力を危うくし、ひょっとすると種として存続することさえ危うくする。世界的な解決策が急務となっている。対策が遅れては手遅れになる」。


彼らの計画は冷ややかなものだ。

大災害を装って、グローバリストの影武者グループは「グローバルな解決策」を求め、世界の指導者たちに自分たちの意志に膝を屈し、完全な支配権を与えるよう求めている。


当然ながら、いわゆる「グローバルな問題」のリストには、気候変動、食糧不安、誤った情報、男女平等など、お決まりのものが含まれている。


■報告書はこう続けている:


- グローバルなリスクはグローバルな解決策を必要とする。


- 現在のところ、これらすべてのリスクに対処するための世界行動計画は存在しない。


- 私たちが直面しているグローバルな問題に対処するためのリーダーシップとガバナンスが普遍的に欠如している。

現在の国際協力システムは、人類が直面する前例のない課題に対応するには明らかに不適切である。より強力な国際的ガバナンスが不可欠となっている。


- この「ポリクライシス」とは、気候変動、生物多様性の喪失、地球規模の毒物汚染、食糧不安、資源の枯渇、民主主義の後退、核拡散、戦争の拡大、AIの無秩序な使用、誤った情報、経済的・社会的・ジェンダー的不平等、不公平の拡大、医療制度の破綻、地政学的不安定性など、相互に関連しあった課題の網の目のことである。

これらは、すべての人々にとってより大きな不安をもたらす。


もちろん、選挙で選ばれたわけでもないグローバリストたちが提示する唯一の解決策は、主権国家の政策をコントロールするために、国連内の追加統治機関を通じて国連に潜り込む権限を与えるというものだ。


報告書を読めば一目瞭然だが、彼らは自分たちの専制的なアジェンダに合うよう、世界中の政府を完全に再編成しようとしている。

「拘束力のある法案」を可決できる「地球システム評議会」の設立にまで言及している。


まさに『1984年』の世界だ。


■「ガバナンス」と題された報告書のセクションより:


- 世界中の統治システムを再構築する。


- 国連に人民議会を設置することでグローバル・ガバナンスを強化し、国連に資金を提供する新たな方法を創設する。


- 地球システム理事会を創設し、国連システムに、人類共通の遺産を認識する一環として、惑星環境を保護するための拘束力のある法案を可決する能力を与える。


- 国連の下で、10大脅威を防ぐために全署名国が協力することを法的に約束する地球システム条約を策定する。すべての国、すべての地球市民が自由に署名し、より安全な未来への誓約をしなければならない。


- 次世代へのガバナンスの責任ある円滑な移行を保証する。


- ブレトンウッズ(世界通貨)機構を改革する。


これらの提案が、国家主権を削ぎ落とし、国家の自主性を犠牲にしてグローバル・エリートに利益をもたらす行き過ぎた規制を課すことを目的とした、権力奪取以外の何ものでもないことは明らかだ。

 

このようなグローバリストの思惑が進む中、国家の独立性を損なおうとする動きへの警戒を怠らないことが肝要である。


以下は、7月に発表された報告書の全文である。