ロシア経済、欧米の主要ライバルよりも速い成長 - プーチン大統領

スプートニク/エフゲニー・ビヤトフ

【RT】2024年2月2日

https://www.rt.com/business/591726-russia-economy-growth-putin/

昨年のGDPは予想以上に拡大

 

ロシア経済は成長を続けており、購買力平価(PPP)ではすでにヨーロッパ最大、世界第5位になっていると、ウラジーミル・プーチン大統領は、2月2日(金曜日)にトゥーラ市で開催された「勝利のためのすべて」フォーラムで発言した。

 

PPPとは、多くの経済学者に親しまれている指標で、財やサービスのコストの違いを調整することで、国家間の経済生産性や生活水準を比較するものである。

 

ロシアの指導者によれば、現在衰退しつつあるアメリカやEUの経済とは異なり、ロシア経済は安定性を示しているという。

 

「米国やEUの経済の基本原則は良いものであり、彼ら(経済)は上昇するだろう」

 

世界銀行によると、2022年のPPP(購買力平価)で中国はアメリカを上回り、インドと日本はそれぞれ3位と4位だった。

 

ロシアがトップ5を占め、ドイツは6位だった。一方、プーチン大統領の最高経済顧問であるマクシム・オレシキン氏は最近、ロシアは「4位争いですでに日本の息の根を止めている」と述べた。

 


今週、IMFはロシア経済の成長予測を大幅に引き上げ、今年のGDP成長率を2.6%と予測した。この予測は、10月に発表された1.1%成長という予測から大幅に引き上げられた。

2025年の予測も10月の予測から0.1%ポイント引き上げられ、1.1%となった。


ロシア経済省は、2023年の3.5%増に続き、今年は2.3%増と予測している。