ロシアは欧米市場の喪失を乗り越えてきた - プーチン大統領

西ヨーロッパの人々は、彼らがロシアに予測した問題に今、取り組んでいると、大統領は言う

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【RT】2023年3月16日

https://www.rt.com/business/573078-putin-west-sanctions-turnips/

 

 

ロシア経済は新たな発展を遂げており、早ければ今年の第2四半期にもGDPが成長する見込みであると、ウラジーミル・プーチン大統領が3月17日(木曜日)に予想した。

 

 

プーチン大統領は、モスクワで開催されたロシア産業人・企業家連合(RSPP)大会の全体会議で、ロシアは欧米市場へのアクセス喪失を完全に補うことができたと述べた。

 

国家元首によると、ロシアの対外貿易は昨年8%以上増加し、昨年の貿易黒字は3320億ドルに達したという。

 

大統領は、EUのインフレ率の方が高いにもかかわらず、「他のヨーロッパ人」が「ロシア経済の崩壊が差し迫っていることを皆に信じ込ませようとしている」と指摘した。

 

大統領によると、ロシアのインフレ率は4%程度と予想されているが、安定した労働市場、インフレ率の低下、賃金の上昇により、4月の小売成長率は5%に達すると予想されている。

 


「1年前、西側諸国政府は、企業の腕をねじり、その一部、あるいは多くをロシア市場から撤退させた。そして、外国のアナリストは、我々にとって不況と消費部門の衰退を予測し、空の店棚、大量の商品不足、サービス部門の失敗を約束した」とロシアの指導者は述べた。

 

しかし、プーチンによれば、西側諸国が国民に果物や野菜の代わりにカブを食べるよう促しているため、生活は一転したのだという。

 

「カブは良い製品だが、カブも私たち(ロシア)に頼らざるを得ないかもしれない」。

 

プーチン大統領はまた、ロシアの億万長者たちに対して、国家経済を破壊しようとする欧米の試みを克服するために、新しい技術や生産設備、企業への投資を促した。

 

プーチンによれば、今日、タイミングよく投資を決断すれば、明日には100倍の利益を得ることができる。