イスラエル、ガザで民間人を意図的に飢餓状態に：HRWSource： Pixabay
【Insider Paper】AFPD12月18日 4時34分
https://insiderpaper.com/israel-intentionally-starving-civilians-in-gaza-hrw/
ヒューマン・ライツ・ウォッチは12月18日（日曜）、イスラエル政府がパレスチナ自治区ガザ攻防戦の一環として、民間人を意図的に飢餓状態に陥れていると非難した。
「イスラエル政府は、占領下のガザ地区で、戦争犯罪である民間人の飢餓を戦法として使用している」と、ニューヨークに拠点を置く同団体は報告書で告発した。
「イスラエル軍は、水、食料、燃料の輸送を意図的に妨害し、人道支援を故意に妨害し、農業地域を明らかに破壊し、市民から生存に不可欠なものを奪っている。
イスラエル政府はHRWを反撃し、「反ユダヤ的で反イスラエル的な組織」だと非難した。
「ヒューマン・ライツ・ウォッチは、イスラエル市民への攻撃と10月7日の大虐殺を非難しなかったし、イスラエル人の苦しみと人権に目をつぶるなら、ガザで起こっていることについて語る道徳的根拠はない」と外務省のリオール・ハイアット報道官はAFPに語った。
過去最悪のガザ戦争は、10月7日のハマスによる前代未聞の攻撃で始まった。イスラエルの最新の数字によると、ハマスによる攻撃で、民間人を中心に1,139人が死亡、約250人が拉致された。
ハマスが支配する領土の保健省によれば、イスラエルによるガザでの作戦で18,800人以上が死亡、そのほとんどが女性と子どもだという。
数ヶ月にわたる激しい砲撃と戦闘の後、ガザの人口のほとんどが避難し、人々は食料、水、燃料、医薬品の不足に悩まされている。
イスラエルは12月15日（金曜日）、ケレム・シャローム交差点からガザへの「一時的な」必要物資の輸送を承認した。
エジプト赤新月社の職員によると、イスラエルがこの動きを承認して以来初めて、12月17日（日曜日）に人道援助隊がこの交差点からガザに入った。
「合計79台のトラックが今日、ガザに入った」と、メディアに話すことを許可されていないこの関係者は、匿名を条件に語った。
