イラン、ハマスとの戦闘再燃でイスラエルを非難

Iran blames Israel for renewed fighting with Hamas

Source: 動画スクリーンショット

【Insider Paper】AFPDecember 1, 2023 5:45 am

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イランは12月1日(金曜)、ガザ地区での戦闘再開についてイスラエルと米国を非難した。

 

「15,000人以上のパレスチナ人を殺害した後、シオニストの吸血鬼はアメリカ政府の継続的な支援の下で、新たな殺害を開始した」とイラン外務省のナセル・カナニ報道官はX(旧ツイッター)への投稿で述べた。

 

イスラエルとイランが支援するハマス武装勢力との間の7日間の休戦協定が終了した直後の金曜日に、ガザで致命的な戦闘が再開された。

 

カナニは、「侵略と虐殺の継続に対する政治的・法的責任」はイスラエルアメリカ、そして「このアパルトヘイト政権を支持する少数の政府」にあると付け加えた。

 

11月30日(木曜日)、アメリカの最高外交官アントニー・ブリンケンは、イスラエルパレスチナの高官と会談し、敵対行為の一時停止を延長するよう求め、戦闘を再開する場合はパレスチナの市民を保護しなければならないと警告した。

 

他の世界の指導者たちや援助団体も、一時停止の延長を求めていた。

 

「停戦の継続と、シオニスト政権によるガザとヨルダン川西岸地区への攻撃の完全停止を、世界各国と各国政府の大多数が求めている」とカナニは述べた。

 

イスラエルベンヤミン・ネタニヤフ首相は、ハマスが停戦を「破った」後に戦闘が再開されたと述べた。イスラエル軍は、停戦が切れる約1時間前にガザから発射されたロケット弾を阻止したと報告している。

 

イスラエル当局によれば、停戦は10月7日、ハマス武装勢力がガザの軍事境界線を越えてイスラエルに突入し、民間人を中心に約1200人を殺害、約240人を人質に取ったことから始まった戦闘を一時停止していた。

 

ハマスが運営する保健省によれば、停戦前に15,000人近く(ほとんどが民間人)が殺害されたという。

 

イスラエルによるガザでの軍事作戦を大量虐殺だとするイランは、ハマスによるイスラエルへの攻撃への直接的な関与を否定している。

 

エジプトとアメリカの支援を受けてカタールが仲介した停戦中、240人のパレスチナ人囚人と引き換えに、80人のイスラエル人人質が解放された。