ハマスの指導者たちは、ガザンの人々に貧困、悲惨、絶え間ない混乱の生活を送りながら、10億ドルを集めている

【Natural News】2023年11月17日 ケビン・ヒューズ著

https://www.naturalnews.com/2023-11-17-hamas-leaders-collect-billions-sentence-gazans-war.html

ハマス(正式にはイスラム抵抗運動)の指導者たちは、この20年間で億万長者となり、安全で裕福な生活を送っている。対照的に、ガザ地区の人々は貧困と悲惨、絶え間ない混乱の生活を強いられている。


駐米イスラエル大使館によれば、カタールとトルコに拠点を置くハマスの指導者たちは、自分たちが戦闘から安全であることを知っていて、「私腹を肥やしている」。

 

一方、ガザに住む一般のパレスチナ人は、国際的な援助に頼り、ハマスイスラエルに対して続けている戦争に耐えなければならない。

 

タイムズ・オブ・イスラエル紙によれば、カタールで悠々自適の生活を送っているハマスの指導者イスマイル・ハニエは、ガザのトンネルを通過するすべての貿易に20%の税金を課したという。

 

かつてオリーブオイルとザアタル・スパイスだけで生活すると約束したにもかかわらず、61歳のハニェは40億ドルと推定される巨額の純資産を築いた。

 

13児の父である彼は、2019年から身を隠し、カタールとトルコの贅沢なホテルで裕福な生活を送っている。

 

ドイツのタブロイド紙『ビルト』によると、ハマスの大物は友好国の指導者に会うため、プライベートジェットでテヘランイスタンブール、モスクワ、カイロを頻繁に行き来しているという。

 

ハニエの純資産は、ガザ地区の貧困とは大きく異なる。人口の半数が失業しており、2021年の一人当たりの国内総生産は年間約5,600ドルで、世界で最も貧しい場所のひとつとなっている。

 

■■ 少なくとも2人のハマス幹部が億万長者


ハニエの他に、少なくとも2人のハマス幹部が、ガザンの人々の不幸から利益を得て、数十億ドルを蓄えている。ムーサ・アブ・マルズークとハレド・マシャルだ。

 

72歳のマルズークは、グループ内の副司令官とみなされている。ハニェの副官を務める傍ら、ハマスの外相の役割も果たしている。マルズークはアメリカで14年間暮らし、1995年にテロ支援活動で逮捕された。

 

1997年に強制送還され、ヨルダン、シリアを経て、2012年にエジプトに上陸した。1995年の逮捕にもかかわらず、マルズークは金を持ち続けた。現在、彼の資産は20億ドルと推定されている。

 

67歳のマシャールは、ハマスの元政治局長だ。ハニェと同じくカタールに居住し、グループの不動産と金融取引を管理している。

 

マシャルは「アラブの春」から逃れるためにシリアを脱出した際、ダマスカスにあるハマス本部から15億ドルを持ち出したと言われている。イスラエルアメリカ大使館は、彼の純資産を40億ドルとしている。

 

i24Newsが報じたように、ハマスの幹部が集めた富は氷山の一角にすぎない。このオンライン・アウトレットによれば、ハマスの何百人もの指導者たちが、領土内に納入される物品の課税や、国際的な支援者(一般的にはカタール)を通じて、何百万ドルもの大金を手にしているという。

 

そのうちの一人が、グループの最も重要な財務責任者である67歳のユーニス・カフィシェである。

 

スーダンを拠点とするアグロゲート・ホールディングやトルコを拠点とするトレンドGYOなど、ハマスが支配する複数の企業で要職を務め、ハマスの作戦の指揮に携わっている」ことから、2022年からアメリカの制裁リストに載っている。

 

アメリカのテロ監視リストにも載っているトレンドGYOは、2022年の純利益を5780万トルコリラ(約202万ドル)と報告している。