2023年10月12日【TLBスタッフ】
プーチン大統領、イスラエルとガザの死者数の「壊滅的増加」に懸念を表明
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、週末にイスラエルと過激派組織ハマスとの戦闘が勃発して以来、民間人の死者数が「壊滅的に増加」していることに懸念を表明した。
クレムリンは声明で、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン首相との電話会談で、「イスラエルとパレスチナの紛争地帯で急激に悪化している状況に重点が置かれた」と述べた。
「暴力がエスカレートし続け、民間人の死傷者数が壊滅的に増加していることに深い懸念が表明された。
プーチンとエルドアンは会談の中で、「即時停戦」と「交渉プロセスの再開」の必要性を繰り返した。
トルコ大統領府は、両首脳が「イスラエルとパレスチナの紛争の憂慮すべき進展と、エスカレートを避けるために取るべき措置」について議論したと発表した。
エルドアンはまた、「民間施設を標的にしたことは遺憾であり、トルコはそのような行為を歓迎しない」と述べた。
ハマス過激派組織の戦闘員が10月7日（土曜日）にイスラエルを攻撃して以来、イスラエル軍はガザの小さな沿岸の飛び地を攻撃している。
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、「武力で、多くの武力でハマスに打ち勝つ」と誓った。
プーチンは10月10日（火曜日）、数十年にわたる紛争を解決するためにはパレスチナ国家の樹立が「必要」だとし、イスラエルとハマスの新たな戦争は中東におけるアメリカの政策の「失敗」を示していると主張した。
