2023年11月09日、イスラエルのスデロットから見たガザ北部でのイスラエル軍の空爆後に立ち上る煙。© Getty Images / Christopher Furlong
【RT】2023年11月9日
https://www.rt.com/news/586950-gaza-ceasefire-no-possibility/
しかしイスラエルは、毎日「4時間の戦闘休止」に合意したとホワイトハウスは言う。
ジョー・バイデン米大統領は、ガザにおけるイスラエルとハマスの間の永続的な停戦の可能性を否定した。
「ありません。その可能性はない」とバイデン氏は11月9日(木曜日)、ホワイトハウスの外で記者団に語った。
大統領はこの日、エアフォース・ワンに搭乗する際、記者団に対し、戦闘の「一時停止」を「3日間以上」求めてきたことを明らかにした。
イスラエルはハマスが完全に壊滅するまで戦争を続けるつもりらしい。
国家安全保障会議のジョン・カービー報道官は記者会見で、この進展は "重要な前進 "だと称賛した。
「イスラエルは、ガザ北部の地域で毎日4時間の一時停止を開始する。我々はイスラエル側から、一時停止の期間中はこれらの地域で軍事行動は行わないと聞いている」
イスラエルは、ハマスが10月7日(土曜)に同国南部で最初の攻撃を行った際に奪った人質を拘束し続けている間、ハマスとの間でいかなる停戦に至るという見通しも繰り返し拒否してきた。
人質の返還なくして停戦はありえない。イスラエルのネタニヤフ首相は週末、ラモン空軍基地で航空機乗組員たちにこう語った。
「しかしイスラエルは、たとえ人質の解放のためであったとしても、停戦に同意することを拒否したと報じられている。ガーディアン紙によると、ネタニヤフ首相はすでに、特定の人質の解放と引き換えに5日間の停戦を求める取引を拒否したという。当初の取引には、子供、女性、老人、病人の解放が含まれていた」と同紙はこの件に詳しい情報筋の話を引用して書いている。
しかし、イスラエル政府はこの提案を拒否し、ネタニヤフ首相は強硬姿勢を示し、代わりに地上攻撃を開始した。