イスラエルとイランによる黙示録的戦争の瀬戸際に我々はいる

Iranian Military【America First Report】マイケル・スナイダー著  2023年10月15日

https://americafirstreport.com/we-are-literally-on-the-brink-of-an-apocalyptic-war-between-israel-and-iran/

 

■編集部注:イランはハッタリで、イスラエルや他の誰とも戦争できる状況にはないと考える人々がいる。ロシアの助けがなければ、イランが本当に戦争に巻き込まれたいのであれば、陰に隠れた誰かに頼る必要がある。

それは中国かもしれない。中国はすでにハマスへの対応で行き過ぎたと言って、イスラエルに対する感情を表明している。そうなるかもしれない。

いずれにせよ、これは歴史上重要な地政学的瞬間である。実際、目の前で予言が展開されているのかもしれない。いずれわかることだ。マイケル・スナイダーは次のように語っている。

 

(経済崩壊ブログ)中東の危機は、またしても非常に不吉な方向に進んでいる。 イランが紛争に直接関与すると脅している。 私は長い間、イスラエルとイランの間に終末的な紛争が起こると読者に警告してきた。

 

悲しいことに、今、私たちは文字通りそれが起ころうとしている。 両国とも莫大な破壊力を持つ武器を保有しており、この先、多くの死と破壊が待ち受けている。

 

10月15日(日曜日)、イスラエルベンヤミン・ネタニヤフ首相は、ガザへの大規模な軍事攻撃が迫っていることを示唆した。

ベンヤミン・ネタニヤフ首相は今日、ガザ国境にいるイスラエル軍がいつでも攻撃できる態勢を整え、ハマスの『解体』を誓った。

 

イスラエル軍は『血に飢えた怪物』を倒す『準備ができている』とイスラエル首相は述べ、陸・海・空の攻撃が間近に迫っているという。

 

先週の10月14日(土曜日)にハマスのテロリストが奇襲攻撃で1300人のイスラエル人を殺害した後、イスラエルの戦車と軍隊は国境に集結し、いつでもガザに侵攻できるようにシミュレーションを行っている。

 

しかし、もしイスラエルが侵攻すれば、ヒズボラはすでに、ほぼ間違いなく紛争に参戦することを示唆している。

 

アクシオスによれば、イランは現在、「イスラエルのガザ作戦が続けば介入せざるを得ない」と警告しているという。

 

イランは10月14日(土曜日)にイスラエルにメッセージを送り、ハマスイスラエルの戦争がこれ以上エスカレートすることは望まないが、イスラエルによるガザでの作戦が続けば介入せざるを得ないと強調したと、状況を知る2人の外交筋がアクシオスに語った。

 

イランのホセイン・アミール=アブドラヒアン外相は、自国には「レッドライン」があり、イスラエルがガザで大規模な攻撃を行った場合、「イランは対応せざるを得ない」と公言している。

 

しかし、アミール=アブドラヒアンは、イランにもレッドラインがあると強調した。情報筋によれば、イスラエルの軍事作戦が続けば、特にイスラエルがガザでの地上攻撃の約束を実行に移せば、イランは対応せざるを得ないという。

 

さらにアミール=アブドラヒアンは、米軍が介入を決定した場合、アメリカに「大きな損失」を与えると脅している。

彼は、アメリカが「イスラエルの像と傀儡を温存するため」に名乗りを上げていると非難した。

 

「戦争の範囲が拡大すれば、アメリカにも大きな損失が降りかかるだろう」

間違っているかもしれないが、イランがすぐに紛争に直接関与するとは思わない。

 

しかし、イスラエル軍がガザに進駐した後、ヒズボラがかなり早い段階で戦争に飛び込んでくるとは思う。

 

IDFがシリア最大の空港を空爆し続ければ、特にそうなるだろう...。

10月14日(土曜日)、イスラエルはシリアのアレッポ空港を空爆したとされる。シリア政府はこの攻撃を確認し、「イスラエルの敵が地中海方面からアレッポ国際空港を標的に空爆を行った」と述べた。

 

イスラエルがシリアの空港を空爆しているのは、それがイランがヒズボラに武器を提供する主要な手段のひとつだからだ......」

 

ダマスカスとアレッポの空港を使用不能にするためにイスラエル空爆を繰り返していることは、

 

①イラン政権が北方戦線を開くために戦略兵器をシリアに、あるいはシリア経由で移動させようとしていること、

イスラエルがそれを先取りしようとしていることを強く示している。

 

イスラエル政府高官はこの投稿を再共有し、イラン人が武器移転に従事していると述べた。

 

シリアのダマスカス空港とアレッポ空港は、シリアとレバノンの両方で強力なイスラム過激派組織であるヒズボラに送られるイランの武器の中継地として知られている。

大規模な地域戦争が間近に迫っているのだ。

 

米国をはじめとする西側諸国は、イランとヒズボラを紛争から締め出そうとしているが、うまくいっていない。

10月15日(日曜日)には、イスラエルの北部国境沿いで再び戦闘があった。


ヒズボラのスポークスウーマン、ラナ・サヒリは、今日のイスラエルレバノンのテロ集団の応酬の激しさは、ヒズボラハマスイスラエルの戦争に完全に参戦することを決定したことを示すものではないと言う。


国境での戦闘は「小競り合いに過ぎず」、「警告」に過ぎないと彼女は言う。ヒズボラはまだ正式に戦争する準備ができていない。しかし、イスラエルがガザで動き出せば、ヒズボラが引き金を引くことになる。


そうなれば、バイデン政権は決断を迫られる。


ヒズボライスラエルに向けて何千発ものミサイルを撃ち始めたら、バイデン政権はヒズボラへの攻撃を命じると思う。


東地中海に派遣を命じられた2隻の空母は、ヒズボラとイランを抑止するために派遣されたものだが、必要となれば行動を起こすだろう......。


ロイド・オースティン米国防長官は10月14日(土曜日)の声明で、イスラエルがガザ作戦の拡大に備えているため、米国防総省は2隻目の空母打撃群を地中海東部に派遣し、空軍の戦闘機を同地域に派遣するよう命じた、と述べた。