ヒズボラの次は攻撃か? 戦争は過去数十年で最大の規模に拡大する可能性

レバノンが拠点の武装テロ組織ヒズボラの事務総長ハッサン・ナスララ

【ゼロヘッジ】タイラー・ダーデン 2023年10月8日日曜日 - 午前02時35分

https://www.zerohedge.com/geopolitical/hezbollah-next-attack-war-could-spiral-biggest-decades


10月7日(土曜日)の午後(現地時間)までに、約200人のパレスチナ人が死亡し、1600人以上が負傷した。

 

約10時間の戦闘の後、40人以上のイスラエル人が死亡し、800人以上が負傷したと報告されている。ハマス側はまた、イスラエル国防軍の司令官とされる人物を含め、おそらく数十人のイスラエル軍兵士や民間人を拘束している。

 

現在、イスラエル南部で起きている衝撃的な光景を見れば明らかなように、これは過去数十年で最大かつ最も壊滅的なイスラエルパレスチナ紛争になりそうだ。

 

少なくとも、我々は第3次インティファーダの真っ只中にいるようだ。しかし、イスラエルがガザへの地上侵攻へと対応をエスカレートさせることが確実視されるなか、今後数日から数週間、ひとつの大きな疑問が残るだろう。

 


ヒズボライラン・イスラム共和国も、ハマスパレスチナ人に「おめでとう」のメッセージを送っている。特にヒズボラの声明は、ユダヤ国家と関係を正常化したアラブ諸国を非難している。

 

ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、ヒズボラのハッサン・ナスララ事務総長の声明を次のように報じている。

 

レバノンの過激派組織ヒズボラは、パレスチナの過激派組織と同様にイスラエルの破壊を誓い、アラブのメディアによれば、イスラエル国内でのハマスの作戦を賞賛した。

 

ヒズボラの指導者ハッサン・ナスララは、イスラエルを承認しないことへの警告であると述べた。

 

パレスチナ大義は永遠のものであり、勝利と解放まで生き続けるというメッセージを、アラブとイスラム世界、そして国際社会全体、特にこの敵と正常化を求める人々に送るものだ」とナスララは声明で述べた。

 

今のところ、イスラエルヒズボラの北の国境は静かなままだが、もしレバノン南部から銃撃戦が始まれば、イスラエルは2つの戦線での戦争に巻き込まれることになる。

 

すでに欧米の識者からは、イランがこのハマスの拡大作戦に資金を提供しているという疑惑が...。


下:下の不穏な映像の音声からはペルシャ語は聞き取れなかったが、IRGCの工作員が関与しているとの疑惑は高まるばかりだ...。


背後でペルシャ語が話されているのが聞こえるが、これは #IRGC のテロリストが存在している証拠である。地域に平和をもたらすためには、イスラム共和国は去らなければならない!#IsraelUnderAttack
pic.twitter.com/bPUqOH3UWj

- 𝐵ᑜ𝒷𝓎𝒷𝒷ᵌᑜ (@DDSBobby) 2023年10月7日


すでにイスラエルジェット機がほぼ毎週のようにシリアを攻撃していることから、より広範な戦争の可能性はシリアにも及ぶ可能性がある。

イスラエルは以前から、シリア国内のイランの標的や資産を攻撃していると言ってきた。

 

ヒズボライスラエルが戦争に突入すれば、すでに戦争状態にあるシリアに拡大する可能性が高まる。