イスラエルの情報長官が、モスクワのテヘランへの潜在的な協力が脅威となる可能性を指摘
モサドのデビッド・バルネア長官 © Social Media
【RT】2023年9月11日
https://www.rt.com/news/582728-mossad-fears-iranian-russia-cooperation/
イスラエルの情報機関の最高責任者は、ロシアがイランに高度な軍需品や原材料を提供し、イスラエルの国家安全保障、ひいては国の存続を危険にさらす可能性があるとの懸念を表明した。
9月10日(日曜日)にヘルズリヤのライヒマン大学の対テロ政策研究所で開催された年次会議で、モサドのデビッド・バルネア長官は、2022年2月にロシアとウクライナの武力紛争が勃発した後、テヘランがモスクワに神風ドローンを提供したと主張した。
「われわれが恐れているのは、ロシアがイランに欠けているもの、つまり、われわれの平和を確実に危険にさらし、ひょっとしたら、われわれの存在さえも危うくするような高度な兵器を、見返りにイランに譲渡することだ」とバルネア局長は語った(タイムズ・オブ・イスラエル紙より引用)
バルネア氏は、テヘランが「代理チーム」を使ってイスラエル内外のユダヤ人を攻撃していると非難し、イスラム共和国が新しいミサイル技術やより強力な無人機を調達する方法を模索していると警告した。
ウクライナとNATO加盟国は、ロシアがイランの無人偵察機、特にシャヘド136を使ってウクライナの都市を攻撃していると非難している。モスクワは、国産兵器しか使用していないと主張している。
イランのホセイン・アミール=アブドラヒアン外相は2022年11月、モスクワがウクライナでの軍事作戦を開始する数カ月前に、テヘランがロシアに「限られた数」の無人機を引き渡したと述べた。