モスクワ、NATO諸国とのルーブル決済を強化   

ロシアとテュルキエは年間貿易額を1000億ドルに増やすことを目指している 

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【RT】2023年9月11日

https://www.rt.com/business/582482-turkey-russia-ruble-trade-settlement/


チュルキエとロシア間のルーブル建て貿易決済額は、2022年の同時期と比較して、今年最初の7ヶ月間で230%急増したと、アイドゥンリク通信が公式統計を引用して報じた。

 

2023年1月から7月までの両国間の輸出入取引額は7億ドルに相当する。

 

ルーブル建ての輸出決済総額は4億2,800万ドル、ロシア通貨建ての輸入決済額は2億6,700万ドルに達した。

 

輸出契約数は前年比181%増、輸入契約数は同352%増となった。 

 

 

先週ソチで行われたロシアのプーチン大統領とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン首相との会談の傍らで、各国の中央銀行総裁は自国通貨による貿易を促進することで合意した。     

 

今年初め、プーチンエルドアンは、2022年に署名されたロードマップの一環として、相互投資を奨励し、ロシアとトルコの企業が互いの市場に参入するのを支援することに合意した。    

 

この経済協力計画では、年間貿易額を昨年の610億ドルから1000億ドルに引き上げることを想定している。

 

両国はまた、ロシアの天然ガス供給に対する支払いを含め、二国間貿易における決済通貨としてルーブルを導入することでも合意している。    

 

モスクワとアンカラは現在、天然ガス輸出に関するいくつかの構想に取り組んでおり、今後もエネルギー分野での関係構築を計画している。