キューバとの貿易は飛躍的に伸びている、とロシア首相は言う。
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【RT】2023年6月7日
https://www.rt.com/business/577629-russia-cuba-economic-ties/
ロシアとキューバ間の貿易高は、今年最初の4ヶ月間で2022年比で9倍に急増したと、ロシアのミハイル・ミシュスチン首相が6月7日(水曜日)に述べた。
ミシュスチンの発言は、ソチでキューバのマヌエル・マレロ・クルス首相と会談した際になされたものだ。
両者は来週開催されるサンクトペテルブルク国際経済フォーラムに出席する前にモスクワに移動する予定である。
「キューバは、ラテンアメリカにおける我々の重要なパートナーである。私たちの協力関係は、友情、連帯、相互尊重、信頼という強い伝統に基づいています」と、ミシュスティンは会談で述べた。
また、両国は共に 「非友好的な国からの前例のない制裁圧力に抵抗している」と付け加えた。
キューバは60年以上にわたって米国が課す貿易禁輸に苦しんでおり、ロシアは2014年以来、西側の制裁の標的になっている。
モスクワとハバナはソビエト連邦時代から緊密な経済パートナーであり、昨年は二国間の貿易額が3倍になった。
ミシュスチンは講演の中で、両国の経済協力が今後も発展していくことに自信を示した。
「地政学的に好ましくない状況にもかかわらず、昨年の貿易額は約600億ルーブル(7億3千万ドル)に達しました。今年もポジティブなダイナミクスが存在する。1月~4月の貿易額は、2022年の同時期と比較して9倍に増加しました。首相は「この成長傾向は続くと確信している」と述べた。
ミシュスティン氏は、両国政府が大統領レベルの合意など、さまざまな分野での経済協力の発展に取り組んでいることを指摘した。
先月も金融、産業、エネルギー、交通、文化、人道分野での共同プロジェクトなど、多くの案件が成立したばかりだと指摘した。
双方が貿易と相互投資を促進するための努力を強化するよう促した。
また、ロシアの首相は、観光分野での協力をさらに発展させることを提案した。
それは、両国間の旅行を促進し、ひいてはビジネスや文化の結びつきを強化することにつながるからだ。
キューバは自ら制裁対象国として、ウクライナ関連の欧米の対ロシア制裁を支持していない。
さらに、春先には、キューバの銀行が、ビサとマスターカードがロシアの顧客へのサービスを停止した際の代替品であるMIRカードの取り扱いを開始した。