新たな制限の対象はエネルギーと貿易と報じられる
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【RT】2023年5月15日
https://www.rt.com/business/576302-g7-sanctions-russia/
西側諸国は、今週末に開催されるG7サミットで、ロシアに対して追加の制限を加える可能性があると、ロイターが情報筋の話を引用して5月15日(月曜日)に報じた。
それによると、モスクワとの貿易を続ける第三国が関与する制裁逃れを対象とし、エネルギー生産に関連する分野に追加制限を加え、クレムリンの軍事活動を支援する貿易を制裁する予定だという。
情報筋によると、米国当局は、G7メンバーが、特定のカテゴリーの商品について、承認された品目リストに入っていない限り、全面的に輸出禁止にすることも期待しており、対象を絞った禁止措置という現在のアプローチから脱却するとしている。
しかし、この新しい措置が対象とする分野については、まだ議論中であるという。
米国政府関係者が匿名を条件にロイターに語ったところによると、「特にロシアの防衛産業基盤に関連する一握りの領域で、前提が変わることを期待すべき」だという。
米国の多くの同盟国は、これまでより広範な貿易禁止に抵抗してきた。
時々議論される、「まずすべてを禁止し、例外を認める」というやり方は我々の見解ではうまくいかないだろう。
「我々は非常に正確に、意図しない副作用を避けたいのです」と、ある無名のドイツ政府関係者はこのニュースアウトレットに語っている。
先週、G7とEUは、ウクライナ紛争に関連した以前の制裁に対抗して、モスクワが以前供給を停止したルートでのロシアのガス輸入再開を禁止する可能性もあるという報道がなされた。
この動きは、ポーランドとドイツへのロシアのパイプライン・ガスの供給再開を妨げると報じられている。
両国はヤマルヨーロッパパイプラインを通じてロシアのガスを受け取っていたが、ドイツも現在稼働していないノルドストリーム1パイプラインを通じてロシアのガスを受け取っていた。
この決定は、5月19日から21日にかけて開催されるG7サミットで最終決定されるとも予想されている。