メインストリームメディアは死んでいる - 米上院議員

共和党大統領候補のリンゼー・グラハムは、トランプとFBIの報道は、報道が壊れていることを示していると主張している

先週ワシントンで行われた委員会の公聴会で発言する米上院議員のリンゼイ・グラハム氏© Getty Images / Win McNamee

 

5月15日(月曜日)の爆弾的なダーラム・レポートは、FBIがドナルド・トランプの大統領当選を阻止するために「ロシアゲート」調査を不当に開始したことだけでなく、レガシーメディアが政治的動機による嘘のスキャンダルを誇張して称賛を受けたことも示していると、リンゼイ・グラハム米上院議員が主張している。

 

 

「ダーラムレポートから何を学んだか? ニューヨークタイムズワシントンポストが、政治的に動機づけられたたわごとを書くためにピューリッツァー賞を与えられたということだ」と、グラハムは5月16日(火曜日)、フォックスニュースのインタビューで述べた。

 

ドナルド・トランプに関する報道に関しては、主流メディアは死んでいる」

 

サウスカロライナ州共和党員であるグラハムは、ロシアゲートのエピソード全体が虚偽と反トランプの政治的意図に基づいていたため、メディア各社は賞を返すべきだと主張した。

 

米国の特別弁護士ジョン・ダーラムが5月15日(月曜日)に発表した300ページに及ぶ報告書は、FBIがいわゆる「クロスファイア・ハリケーン」調査を正当化する十分な証拠を持たず、トランプの政敵が提供した疑わしい情報の裏付けをわざわざ取らなかったことを明らかにした。

 


グラハムは、ダーラムの調査結果は「アメリカの法治国家にとって壊滅的であり、有害である」と述べたが、レガシーメディアや民主党の指導者は真剣に取り上げることを拒否している。

 

彼は、米司法長官兼FBI長官のクリストファー・レイに対し、「クロスファイア・ハリケーン」によって人生を台無しにされた人々に謝罪するよう求めた。

 

「彼らの人生が台無しにされた人たちに、機関が謝罪するのはいいことではないでしょうか?」 とグラハムは尋ねた。

 

「ガーランドが電話を取って、こんなことになってごめんなさいと言うのはいいことではないのでしょうか? 報道陣が "私たちは間違っていた、と認めるのはいいことだと思いませんか? そんなことは起こらない」

 

その代わり、共和党は怒り、何百万人ものアメリカ人が米国の司法制度の誠実さに疑いを抱くだろう、と同議員は言う。

 

2016年の大統領選挙でトランプ氏の対抗馬として出馬したグラハム氏は、「これはFBIにとって世代を超えたダメージだ」と述べた。

 

「特にハンター・バイデンの捜査に関してまだ親指を立てているようでは、保守派や中道派の人に、FBIは上々だと納得させるのは難しいだろう」

 

民主党やメディア関係者がダーラム報告書を疎ましく思っているのは、「彼らはただトランプを捕まえたいだけで、その方法など知ったことではない」からだとグラハムは語った。

 

さらに、クロスファイア・ハリケーンによって被害を受けたトランプ関係者は、連邦法執行当局を「地獄に訴える」べきだと付け加えた。

 

 

「法律を政治的な武器として使い、罪のない人々の人生を台無しにしたことに対して、誰かが責任を負う必要がある」