(AP Photo/Andy Wong, File)
【PJMedia】by:キャサリン・サルガド 2023年4月12日 13時35分
米国政府がガス自動車に狙いを定め、世界経済フォーラム(WEF)が地球を救うために虫を食べることを勧める一方で、中国は気候変動の進展とされるものを完全に否定している。
世界最大の汚染国である中国は、炭鉱の建設と新規炭鉱の認可を加速している。バッタをつまむ必要はない。地球汚染を止めることにはならないのだから。
ロイター通信によると、国家エネルギー局(NEA)の梁昌信氏は、中国の石炭採掘の増加は「需要急増時のベースロード・エネルギー供給を支える」ことになると述べている。
リアング氏は、今年の夏のピーク時のエネルギー需要は13億6000万キロワット以上となり、「昨年より大幅に増加する」と予測している。
そのため、一部の地域では停電が発生する可能性がある。
ロイター通信によると、中国では降雨量が少ないため、夏に向けて水力発電が減少し、停電の恐れがあるという。
中国当局は、石炭をエネルギーの 「バラスト・ストーン」と呼んでいる。
しかし、誰も驚くことはない。
「クリーン」あるいは「グリーンエネルギー」について常に自慢しているにもかかわらず、中国は常に世界最大の汚染国であり、自国の環境基準を無視してきた。
例えば、『チャイナ・ショー』によれば、中国企業は建物の中で「リサイクル品」(電子機器など)を大規模に燃やしている。
また、中国は他国から廃棄物(プラスチックなど)を大量に持ち帰り、海の真ん中に廃棄物を捨てて、また戻ってくる(廃棄物が増えるだけでなく、お金もかかる)。
しかし、WEFやバイデン政権など、「気候変動」について最も声高に主張する政府や組織は、中国共産党(CCP)にも迎合しているのだ。
気候変動の警鐘を鳴らす人たちの予測が、もう50年も一貫して外れているのはいいことなのだろう。
WEFの「グリーントラッカー」や国連の「炭素排出量純ゼロを目指すプロジェクト」は、不可能な目標に向かっている。
しかも、人間も食べる植物も、生きていくためには炭素が必要だ。
炭素をなくすことは、自殺行為に等しい。
そうです。
地球上の生命は、実は邪悪な炭素なしには成り立たないのだ。
リイマジニング・エデュケーション(教育の再構築)によると、「生物は炭素でできており(しばしば炭素ベースと表現される)、生存するために炭素を必要とする...地球上のすべての生命は炭素ベースである」(強調は原文)。
気候変動の狂人たちが知られたくない重要な事実がある。
WEFが「大気中の二酸化炭素を除去することで、世界がネットゼロになるのを助ける」ことを目指すと言うのは、文字通り生物の基材を取り除くことを目的としているのですある。
バイデン政権が2月に発表した「炭素管理プログラム」の25億ドルも同様だ。
言うまでもなく、「グリーンエネルギー」は環境にとってより悪いものであることが多い。
欧米の気候変動狂が地球上の生命を積極的に破壊している一方で、中国は汚染を拡大し続けている。
しかし、地球を救うために車やハンバーガーを犠牲にするのは当たり前だ。
世界はキチガイに支配されている。