ウクライナ原発、ロシアの攻撃で停電:運営会社

jeffrey Russian strikes near Zaporizhzhia plant 'serious breach' of nuclear safety: Borell

 ロシアのザポリツィア原発付近の攻撃は、核の安全に対する「重大な違反」である。BorellSource(ボレルソース)。ビデオスクリーンショット


【Insider Paper】AFPM  2023年3月9日 4:34 am

https://insiderpaper.com/ukraine-nuclear-plant-without-power-after-russian-strike-operator/

 

 

ウクライナのザポリツィア原子力発電所は、ロシアの攻撃を受けて電力供給を受けられず、ディーゼル発電機で稼働していると、ウクライナ原子力発電事業者が3月9日(木曜日)に発表した。

 

この混乱は、ウクライナ全土で少なくとも9人が死亡し、停電につながったロシアのストライキの新たな波が押し寄せている最中に起こった。

 

 

エネルゴアトムは、「占領下のザポリツィア原子力発電所ウクライナの電力系統を結ぶ最後の電力線が、ロケット攻撃の結果、切断された」と述べた。

 

同事業者によると、昨年ロシア軍が原発を占領して以来、同施設が電力網から切り離されるのは6回目だという。

 

エネルゴアトムは、「プラントはディーゼル発電機で賄われており、10日間、施設のエネルギー需要を賄うことができる」と付け加えた。

 

「カウントダウンは始まっている。この間、発電所の外部電源の更新が不可能な場合、全世界に放射能の影響を及ぼす事故が発生する可能性がある」とエネルゴアトムは述べている。

 

原発を管理するロシア当局は、送電線の「短絡」に伴いディーゼル発電機のスイッチが入ったと発表したが、詳細は明らかにしなかった。

 

「発電機の運転を確保するための十分な燃料の蓄えがある」と彼らは声明で述べ、原発のすべての安全性とセキュリティ問題は正常であると付け加えた。

 

モスクワの軍隊は2022年3月4日、ウクライナに侵攻したわずか数日後にこのプラントを押収した。

 

モスクワとキフは、ヨーロッパ最大の核施設であるザポリツィア周辺で砲撃があったと互いに非難している。

 

国連の核機関IAEAは9月に原発に監視員を配備し、施設付近の非武装地帯の交渉を模索しているが、協議は停滞しているようだ。