【Zero Hedge】BY:タイラー・ダーデン 2023年3月8日(水 ) 03:45 PM
3月7日(火曜日)現在、フランスでは全国的なストライキにより、列車の運行停止、港の閉鎖、学校の空席、飛行機のキャンセルや遅延、ゴミの未回収、石油精製所の閉鎖など、大きな混乱が発生している。
エマニュエル・マクロン大統領が提案した定年を64歳に引き上げるという案に反対して、100万人以上が抗議行動に参加した。
ストライキは3月8日(水曜日)まで続くと予想されていた。
労働組合CGTの鉄道労働者支部のファブリス・ミショーは、「フランスを停止させるのが目的だ」と述べた。
労働組合は、今年6回目となる全国的なストライキの日を呼びかけている。
「多くの抗議集会は、フランスの大都市のひとつであるマルセイユを含め、1月中旬以降に組織されたものよりも大きな群衆を集めた」と、ガーディアン紙は述べている。
フランス西部のドンゲス製油所のFO組合代表、マリン・ギロタン氏はこう強調した。
「本当の戦いは今始まる。私たちの声は届いていませんし、聞く耳もありません。私たちは残された唯一の手段であるハードストライキを使っている。私たちはあきらめない」。
定年延長というマクロンの提案は、国民からかなりの抵抗を受けている。
この提案は、定年を62歳から64歳に引き上げ、年金の受給資格を得るために必要な雇用年数を増やすことを求めている。
現在、フランス上院で審議されている。