【NOQ】by Dr.ジョセフ・メルコラ 2022年6月11日
https://noqreport.com/2022/06/11/are-you-prepared-for-the-coming-food-catastrophe/
食糧危機
編集部注：この記事はジョセフ・メルコーラ博士がスポンサーを意識して書いたものではありませんが、読者の皆さんに3つの長期保存食糧資源を警告することは有益なことだと思います。
一目でわかるストーリー
世界各地で、専門家やアナリストが食糧価格の高騰や壊滅的な食糧不足を警告している。2022年5月中旬、国連総長のアントニオ・グテーレスは、世界は数年にわたる飢饉に直面していると述べた。
この世界的な食糧不足の原因は、公式には「気候変動」「COVIDパンデミック」「ロシア・ウクライナ紛争」とされているが、食糧システムを限界に至らせる他の要因もある。
作物の不作と低収量により、いくつかの国が食糧輸出を削減または停止しており、肥料、燃料、エネルギーの不足が、すでに緊張状態にある食糧供給をさらに悪化させている。
バイデン大統領は、キーストーン・パイプラインの閉鎖、海底油田のリース契約の取り消し、連邦石油・ガス掘削の新規リースと許可の凍結によって、米国をエネルギー自立国から移行させることを決定したが、これは米国の状況を改善するものではない。
また、米国と英国が農家に対して、農業をしない、または栽培量を減らすよう支払いを続けても改善にはならない。
世界的に見ると、2021年3月から2022年3月にかけて食品価格は29.8％上昇し、2022年3月から4月にかけては単月で食肉価格が2.2％上昇した。
現在、世界中で、専門家やアナリストが、食料価格の高騰と破滅的な食料不足を警告している。
2022年5月中旬、国連総長のアントニオ・グテーレスは、世界は数年にわたる飢饉に直面していると述べ、不足を緩和するために「ウクライナの港に保管されている穀物の安全かつ確実な輸出を許可する」ようロシアに求めた。
この世界的な食糧不足の責任は、公式には「気候変動」「COVIDパンデミック」「ロシア・ウクライナ紛争」にあるとされている。
しかし、これらのすべてが役割を果たす一方で、他の要因も食糧システムを限界に至らせる一因となっているのだ。
