2022年5月12日 【TLBスタッフ】
https://www.thelibertybeacon.com/household-debt-hits-16-trillion/
金利上昇とインフレにもかかわらず……。
■■ 主なポイント
第1四半期の消費者負債と与信は1.7%増の15兆8400億ドルとなり、新記録を樹立した。
インフレと金利が上昇する中、主に住宅ローンによる増加である。
学生ローンの債務は第1四半期に140億ドル増加し、年間増加率は6.5%となった。
連邦準備制度理事会(FRB)が5月10日(火曜日)に発表したところによると、猛烈なインフレと急速に加速する金利にもかかわらず、家計の借り入れは2022年の始まりに上昇し、新記録を達成したとのことである。
第1四半期の消費者負債と与信は1.7%増の15兆8400億ドルだった。家計信用総額の上昇は、主に住宅ローン債務の2500億ドル増加によって推進され、現在11兆1800億ドルで、2021年の第1四半期から10%増加した。
クレジットカードの残高は3カ月間で実際に150億ドル減少したが、それでも710億ドル、つまり前年同期比で約9%増加したままである。自動車ローンの組成は、ニューヨーク連銀が「歴史的な活況を呈した2021年」と表現し、中古車価格が27%近くも高騰した後、第1四半期に減少した。
学生ローン債務は第1四半期に140億ドル増加し、年間増加率は6.5%となった。
3月までの過去1年間の消費者物価上昇率が8.5%上昇し、金利が数年来の高水準に急騰している中で、債務全体が加速しているのである。