【イスラエル】ミサイル防衛能力強化のため「レーザーウォール」増設を計画

【Blaze Media / ニュース】TEXT:アレクス ニッツバーグ 2022年2月1日   

イスラエルは、ミサイル防衛能力を強化するために「レーザー壁」を追加することを計画しています

Michael Jacobs/Art in All of Us/Corbis via Getty Images

 

AP通信によると、イスラエルのナフタリ・ベネット首相は1月24日(月)、攻撃から国を守るためのレーザー技術の導入を急いでいることを示唆しました。

 

同報道は、ベネット首相が1年以内に、無人機、ロケット、ミサイルからイスラエルを守る「レーザーウォール」となるもののテストを開始すると述べたと報じています。

AP通信によると、防衛当局は当初、レーザー機能を2年程度で準備する計画でした。

 

このレーザー能力は、アイアンドームなど同国の他の防衛能力を補完するものとされているとのことです。AP通信によると、イスラエル軍アイアンドームが非常に有効であると指摘しているが、首相は発言の中で、この防衛システムはその多額のコストによって制限されていると述べました。

 

AP通信によると、ベネット首相はテルアビブ大学の国家安全保障研究所で、「経済方程式は逆転する。彼らは多くの投資をし、我々は少ししか投資しない」と言いました。


「数ドルかかる電気パルスだけでミサイルやロケットを迎撃することができれば、イランが国境に設置した火の輪を無効化したことになる」と述べており、「この新世代の防空は地域の友人たちにも役立つ」と語りました。

 

ベネット首相は、ガザの人々は数百ドルでロケットを発射できるが、そのような発射物を迎撃するためには数万ドルが必要であると述べました。

AP通信によると、ハマスが昨年5月にイスラエルに向けて発射したロケット弾は4,000発以上です。

ベネット首相は、「それは非論理的な方程式だ」と指摘しました。「我々はこの方程式を壊すことにした。」

ユダヤ人国家イスラエルは、中東における米国の重要な同盟国であり、その破壊を望む敵から常に脅かされています。