礼拝day そして小麦ちゃん

今日はまたまた日曜、礼拝デー。明日が大統領からバランガイ(フィリピンでの最少行政区分)までの総選挙で、フィリピンは連休。しかも投票場所は各自の登録バランガイ管轄となるため、自分の住民登録の地域へ投票のため帰省や移動している人がすでにそこそこいる様子。

そのせいもあってか、今日も人が少なかった。私はフィリピンへ来て初めて大統領選の年に遭遇したが、今日は町中は車や人も少なく、落ち着いている。

礼拝後は、今月の25−27日までボホール全州を対象としたユースキャンプがあり、そのPRに他教会から兄弟たちが説明に来られた(知っている青年)。
こちらでは大学生から20代の若い青年たちが、さらに子どもたちや10代のユース(高校生、大学生)をリードして様々な活動を行っており、それは本当に意味あることだし私も非常に応援している。

■昨晩は小麦ちゃんの中毒症状でヒヤヒヤ眠れず

昨日、チャコ&3つ子を始めての場所にくくった。なぜかというと、干ばつで草が無くなっているのでヤギのエサは私たちが木や草を刈り取って来て配給するスタイルをとっているのだが、チャコだけは配給のエサを好まず、地面や木から直接食べたいという性質が非常に強く、草場にくくって置かないと衰弱してしまうからなのだ。

それで3つ子もチャコと共にその草場にいたが、昼ごろ小麦ちゃんがやたらくしゃみを連発しだした。真夜中にまた連発しだしてメーメー鳴き出した。夜中に鳴くことなんかないので、様子がおかしいと思って見に行ったら、くしゃみ、急性の下痢、そして手足が震えて思うように動かせなくなっていた。伏せったり痛そうにはしておらず歩いていたが、体の異変で鳴いている様子だった。

様子からしてこれは典型的な毒植物の中毒だと思い、なんとか数時間乗り切れば回復すると見て、しばらくそばにいてお祈りしていた。何を食べたのかは全く分からない。安全な場所と判断してくくったが、毒の植物はどこにでもあってそれ自体は避け得ないし、子ヤギだと誤って口にしてしまうこともある。

小麦ちゃんは未熟児なのでとにかく夜通し心配したが、体力も運動能力も十分あるので、きっと癒やされると信じて一旦家に帰った。そしたらその後はくしゃみや鳴き声がぴったり止まった。私もうとうとし出した。

でもすぐ不吉な夢で目が覚め、私も動機が激しくなり結局まともに寝られず。小麦ちゃんの鳴き声もくしゃみもずっと聞こえなかったので、まさか急死しているなんてことがあったら……と恐ろしくて居ても立ってもいられなくなった。それで朝早めに見に行ったら、下痢はまだ止まっておらずくしゃみもその後時折していたものの、ちゃんと立っており、こっちへ寄って来て粉ミルクもある程度飲んだ。安心したのと嬉しかったのとで涙が出た。

そのままヤギ全頭の一連の世話、エサ取りと配給、そのまま教会へ行き、帰ってからまたヤギの世話、とロクに寝てないうえに強いストレスでクラクラきた1日だった。今日やらないといけない仕事もあったが今日は寝て、頭が回転してから明日頑張ろうと思う。