ユダヤ新年、明けました

「SHANA TOVA!」(シャナトバ=新年おめでとう)

9月14日日没から15日がユダヤ歴の新年、ロシュ・ハシャナー(新年祭)。西暦2015年の今年はユダヤ歴の5776年で、イスラエルでは昨夕から新年を迎えている(ユダヤ歴では日没から1日が始まるから)。また、ユダヤ歴は聖書に基づいて天地創造から計算した年数となっている。それが5776年。

新年の祭りについて書かれているのが旧約聖書レビ記23章。

イスラエル人に告げて言え。第七月の第一日は、あなたがたの全き休みの日、ラッパを吹き鳴らして記念する聖なる会合である。」(レビ記23:24)

まず、このラッパの祭りで明ける新年(ロシュ・ハシャナー)は角笛(ショファー)を吹き慣らす。そして、大贖罪日(ヨム・キプール)→ 仮庵の祭り(スコット)→ 律法の歓喜祭(シムハット・トーラー)と、ユダヤ人にとって最も重要な例祭が続く時期がやってきた。

新年ロシュ・ハシャナーでは“甘い1年”を願って、りんごにはちみつをかけて食べる習慣がある。

遠く離れた土地に住む私たちではありますが、今年も現地の人々の守り、救いをお祈りしていきます。
ハアレツ紙によるイスラエル世論調査では、神を信じるユダヤ系市民は70%、アラブ系市民は98%であるそう。例祭等を通じてイエス様に出会う人が起こされていきますように。

エルサレムの新市街、一番の繁華街であるベン・イェフダ通り。(C)イスラエル観光省)