フィエスタ前日

5月はボホール島全体のフィエスタ月間となる。明日、タグビララン市からスタートして、以降1か月間、各町々で順番に行われていく。一応、ボホール島のルール(?)では、フィエスタ中はすべての家が開放されていて、誰がやって来てもおもてなしをすることになっている。もちろん外国人とかはやる必要はないだろうが……。
つまり、例えよその町の知らない人の家へ行っても「ハッピーフィエスタ!」で歓迎してくれるということになっている。

うちは今朝、お隣の豚がとさつされて、豚の悲鳴で目が覚める。毎年、うちのすぐ側でとさつされる。お隣ではいつも豚をクリスマス辺りに買ってきて大きく育て、翌年5月1日のフィエスタのために前日にとさつする。半年近くもその豚を毎日私も見ているので、正直痛々しくて辛いものがある。スーパーで肉になっているものは平気でも、生きている姿を知っていると辛いなと思う。

お隣の男衆5人くらいがとさつ、解体して、朝から外で大なべで料理していた。私はヤギの世話で出ていて、スープとお菓子だけできてるから食べに来いと声をかけてもらったが、締切物もあったりで手が空かなかったので結局行けずに今日は終わってしまった。残念無念。

こっちでは男性はとさつや肉の解体、処理、料理などが皆できるのでこれはすごいスキルだと思う。ココナツの実を取るのも男子が皆やるので、これもすごいと思う。